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1-1消化器内科 / メディカル情報

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タイトル 新しい小腸内視鏡検査法
日付 2009-08-27
内容

 従来、小腸は、その解剖学的な位置やその長さなどから一部分を除きその内視鏡観察が困難でしたが、近年、相次いで2つの検査法が開発されました。ダブルバルーン内視鏡(Double-balloon endoscopy: DBE)とカプセル内視鏡(Capsule endoscopy: CE)です。 

 


 DBEは自治医科大学の山本先生が開発したシステムで先端にラテックス製のバルーンをつけたスコープと同じくバルーンの付いた軟らかいオーバチューブとそれぞれのバルーンの拡張・収縮を調節するバルーンポンプコントローラからなっています。前述のバルーン(この2つをあわせて“ダブル”バルーンである)を拡張することによって腸管を固定し、交互に挿入と短縮を繰り返し、オーバチューブ上に腸管をたたみ込むことによって小腸深部への挿入が可能となっています。専用の処置具を使用することによって生検による組織検査や内視鏡治療も可能です。

 

  


 近年は、胃、膵臓の外科手術後の患者さんにおいても、総胆管結石、肝内結石が発生した場合、DBEを用いて内視鏡処置が可能となってきており、当院でも2008年以降約30件施行し、高い処置率を達成しています。
 
 CEはイスラエルのGiven imaging社によって開発された検査法で、そのシステムは画像を撮影するカプセルと撮影した画像情報を受信するセンサーと画像を蓄積するデータレコーダと画像を解析するワークステーションから成っています。カプセル本体は大きさが26×11mmで1秒間に2コマ撮影します。これを被検者に飲み込んでもらい腸管の蠕動運動を利用して前進します。カプセル内視鏡内のバッテリーは8時間で、この時間が検査時間となります。画像の解析は検査終了後にコンピューター上で再生して行うこととなります。現在は原因不明の消化管出血に対してのみ保険適用となっています。生検や処置などは不可能です。
 DBE、CEはそれぞれ特徴があり、どちらの検査をどのような時に使用するかは議論の余地がありますが、病変検出率に有意な差はありませんので、検査の負担・苦痛を考えて、まずCEで病変を見つけてDBEで精密検査・処置を行うのが一般的のようです。

 

 
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