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泌尿器科 / 概要
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概要
泌尿器科は、尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)の疾患、男性性器(精巣・精巣上体・精管・陰嚢・前立腺・精嚢・陰茎)に発生する疾患を診療する科です。その他、副腎(腎臓の上にあるホルモンを分泌する臓器)の疾患、女性の尿道の疾患や尿失禁や骨盤臓器脱(膀胱脱など)なども泌尿器科の対象疾患です。具体的な疾患名としては、腫瘍性の疾患(膀胱がん・前立腺がん・腎がん・腎盂尿管がん・副腎腫瘍・精巣腫瘍・陰茎がんなど)、尿路結石(腎結石・尿管結石・膀胱結石など)、炎症性の疾患(腎盂腎炎・膀胱炎・前立腺炎・精巣上体炎など)、排尿障害(前立腺肥大症・尿道狭窄・過活動膀胱など)、機能障害(神経因性膀胱・女性の尿失禁や骨盤臓器脱・勃起不全など)、尿路外傷などがあります。
泌尿器科領域の手術においては、より患者様に負担が少なく、安全、細やかな手術である腹腔鏡手術を精力的に行っております。2002年から現在まで1000例以上施行しており、2024年度は年間94例行いました。腎がんや腎盂尿管がんのほとんどは腹腔鏡手術で行っており、特に4儖焚爾両径腎癌に対しては機能温存手術である腹腔鏡下腎部分切除術を積極的に行うようにしていますが、最近では4僂鯆兇┐觴鞜腓紡个靴討皺椎修犯獣任垢譴仗嬋分切除術を選択するようにしています。また浸潤性膀胱がんに対する膀胱全摘術も腹腔鏡下に施行しております。前立腺がんに対する腹腔鏡手術は2013年から2024年4月までに331例行いましたが、2024年5月からは手術支援ロボット ダヴィンチによるロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘術を開始いたしました。
ロボット支援腹腔鏡下手術は、患者様の負担が少なく、手術成績や合併症に優れた手術方法です。腹腔鏡で体腔内の様子を見ながらロボットアームを操作して緻密で正確な手術を行います。日本では2012年にダヴィンチによるロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘術が保険適応となり、それ以降急速に普及してきました。現在では前立腺全摘除術の80%以上がこの手術方法で行われ、安全性が確立された標準的な手術となっています。
また抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬、新規ホルモン剤による泌尿器がんにたいする最新の薬物治療や、前立腺癌へのホルモン治療併用放射線外照射治療なども積極的に行っております。2023年からは前立腺癌にたいする放射線治療時の直腸被爆を軽減させる直腸ハイドロゲルスペーサー注入や、膀胱がんにたいする経尿道的手術時にアミノレブリン酸を用いた光力学的診断も開始いたしました。
2025年4月からは角西雄一、西田健介、柴村英直の医師3人体制で外来・入院診療を行っております。われわれはこれからも「患者様中心の医療・より低侵襲で良質な医療の提供」を基本理念として診療を行ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
診療時間
外来受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
午前 | 1診 | 角西 | 柴村 | 角西 | 手術日 | 柴村 |
午前 | 2診 | 西田 | 西田 | 手術日 | 西田 | |
午前 | 手術 | 柴村 | 角西 西田 |
手術日 | ||
午後 | 処置 検査 ESWL |
手術日 | 処置 検査 ESWL |
手術日 | 処置 検査 ESWL |
・外来受付時間 8:30→11:00

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