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診療部門(診療科) 「耳鼻咽喉科」 のご案内です。 当科の概要、診療の内容、先生の紹介や実績などをご案内いたします。当科メニューの中からご覧になりたい項目をクリックすると、詳細ページへリンクします。
2023年の入院患者数はのべ536名でした。頭頸部がんの患者も多く、2023年の新規がん登録患者数は 82名でした。手術は毎週火曜日と木曜日に行っており、2023年の手術件数は330件でした。扁桃摘出術・アデノイド切除術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、顕微鏡下喉頭微細手術(ラリンゴマイクロサージェリー)などの一般的な耳鼻咽喉科手術はもちろん、唾液腺腫瘍手術、甲状腺手術、頸部郭清術、口腔/咽喉頭悪性腫瘍手術なども行っています。
<耳科>
難治性滲出性中耳炎には鼓膜チューブ留置術を行います。慢性中耳炎・鼓膜穿孔に対しては鼓膜形成術・鼓室形成術を行います。内耳性めまい(良性発作性頭位めまい症やメニエール病など)、突発性難聴、顔面神経麻痺(ベル麻痺など)に対する検査・治療も行っています。新生児・乳幼児の聴覚評価には聴性脳幹反応(ABR)検査を行います。
<鼻科>
アレルギー性鼻炎に対してCO2レーザーを用いた下鼻甲介粘膜焼灼術を行います。鼻中隔弯曲症などの鼻腔形態異常による高度鼻閉に対しては、鼻中隔矯正術や粘膜下下鼻甲介骨切除術も行います。薬物療法で改善しない難治性の慢性副鼻腔炎に対してはマイクロデブリッダーを用いた内視鏡下副鼻腔手術を行います。手術用ナビゲーション・システムが導入され、眼窩や頭蓋底に近接した危険部位の手術操作も安全に行える様になりました。
<咽喉科>
慢性扁桃炎や扁桃肥大、アデノイド増殖症に対して口蓋扁桃摘出術・アデノイド切除術を多く行っています。咽喉頭内視鏡にもNBI(狭帯域光観察)が導入され、表在性微小病変の早期発見が可能となりました。嚥下障害患者に対しては嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査を行います。また気管切開術の施術と術後の気道管理も行います。
<頭頸部外科>
頭頸部腫瘍の診断と治療も行っています。まず超音波画像診断装置(エコー)による観察を行い、これに穿刺吸引細胞診、生検、CT、MRI撮影などを加えて迅速に診断を行います。頭頸部悪性腫瘍(口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、鼻副鼻腔癌、唾液腺癌)に対しては「頭頸部癌診療ガイドライン」「口腔癌診療ガイドライン」「NCCN guideline」などにもとづいて手術・放射線・化学療法を組み合わせた集学的治療を行います。放射線治療医との合同カンファレンスを定期的に行って個々の患者の治療方針を検討しています。
外来受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
8:30 ↓ 11:00 |
1診 | 石井 | 臼杵 | 臼杵 | 鍵本 | 石井 |
8:30 ↓ 11:00 |
2診 | 鍵本 | 鍵本 | 臼杵 | ||
手術日 | 手術日 | 手術日 | ||||
午後診療 | 嚥下機能評価 | ※補聴器 外来 |
嚥下機能評価 |
(1)火曜日と木曜日は1診のみの診察となります。2診はありません。
(2)他院からの紹介状をお持ちの初診の方は診察が先になります。
※ 補聴器外来(第 2・4 木曜日のみ):予約制 14:00〜
※ 嚥下機能評価:予約制 15:30〜 事前にご連絡下さい
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