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1-1消化器内科 / メディカル情報

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タイトル NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)からの肝癌発がんについて
日付 2009-08-27
内容

 現在日本ではB型、C型肝炎由来でない肝癌(非B非C肝癌)は肝癌全体の約10%を占めているとされています。一方、メタボリック症候群の増加と併せて増加しているとされるNASHが問題となっており、近年NASH由来の肝癌は、非B非C肝癌の約30%を占めていると推定されています。また、肥満(BMI>35)、糖尿病患者における肝癌の発生率はコントロール群と比較してそれぞれ約3倍、約5倍と報告されています。
 NASH由来の肝癌では高齢、肝硬変も危険因子です。NASHはメタボリック症候群の肝での表現型と考えられており、メタボリック症候群で通院している患者さんでは、年に1-2回の肝機能検査や肝画像検査を施行する必要があります。高度な脂肪肝のみでなく肝形態の変化、肝内部エコーの乱れ、肝表面の不整等より慢性肝障害が疑われる症例では肝生検を含む精査が必要になります。

 

 

 

 

 また、当院では今回の病院移転を契機に腹部MRI装置(3テスラ)を追加整備し、小型の肝腫瘍性病変でも高い診断能が期待できる体制としました。腹部USも肝腫瘍性病変が疑われる症例に対しては、造影超音波検査を積極的に行っています。

 

 
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