JA尾道総合病院では生命の尊さと人間愛を基調に、医師・看護師ともに力を合わせ、病める人々を守り、地域の基幹病院としての自覚を持ち、常に新しくより高い知識の習得と技術の研鑽に励みます。

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1-1消化器内科 / 概要

診療部門(診療科) 「消化器内科」 のご案内です。 当科の概要、診療の内容、先生の紹介や実績などをご案内いたします。当科メニューの中からご覧になりたい項目をクリックすると、詳細ページへリンクします。

当科メニュー
はじめての患者さんへ
消化器内科 当院消化器内科の活動を御紹介します。2024年4月に医師の交代があり、病院長以下12名の陣容で活動しております。当科は消化器内科の各分野である、肝臓、消化管、膵・胆道領域にそれぞれ経験豊かな指導医を配置しており、日々の診療および研究に抜群のチ−ムワ−クで奮闘しています。
 また、診療部門として、内視鏡センタ−、IBD(炎症性腸疾患)センタ−、肝臓病センタ−を展開しており、最新かつ高度な医療を実践しています。特に内視鏡センタ−は看護科との協働で24時間の対応が可能で、時間外の緊急内視鏡検査を含め当地区の消化器急性期医療に貢献しております。2023年度(2023年4月〜2024年3月)は合計11,833件の内視鏡検査を行いました。次に各分野での診療活動について御紹介します。内視鏡診療の詳細は「内視鏡センター」のページをご覧下さい。

『肝臓病センター』 センター長:片村嘉男

・肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)、血管塞栓術
広島県下でも数台しかないCT一体型の血管造影装置(IVR-CT)を導入しており、血管造影と同時にCTを撮影することで肝癌に集中した血管塞栓を行い、副作用を抑え高い治療効果を得ています。

・慢性B型、C型肝炎に対する抗ウイルス療法
B型肝炎にはインターフェロン(IFN)、核酸アナログ等で治療を行っています。また、C型肝炎ウイルスの症例に対して、インターフェロンを用いない内服抗ウイルス薬にて高率なコントロールを達成しています。まずは一度ご相談いただければ幸いです。

・非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
NASHには肝硬変への進展や肝癌発癌のリスクがあります。また糖尿病の方の主な死因が、肝疾患(肝硬変、肝癌)であることが明らかになってきています。糖尿病・脂質異常症の方には、肝臓の経過観察が必須となります。当センターには肝疾患に対する豊富な経験があります。なんでもお気軽にご連絡ください。

『内視鏡センター・IBDセンター』 センター長:花田敬士、小野川靖二

・消化管疾患の内視鏡診断と治療
当院では最新の高解像度の内視鏡や特殊光観察(NBI)・超音波内視鏡などを用いて正確な診断ののち治療方針を決定しています。2014年秋からは大腸カプセル内視鏡も県下でいち早く導入致しました。癌の治療に関しては2002年より内視的粘膜切開剥離術(ESD)を導入し、消化管(食道・胃・大腸)の早期癌に対して治療を行っており、従来は手術が行われていた病変も大きく正確に一括切除することが可能になっています。2022年度の内視鏡件数は上部7,289件、下部2,491件でした。

・炎症性腸疾患(IBD)
当院では平成24年5月より、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎,クローン病:Inflammatory Bowel Disease(IBD)を対象としたIBDセンターを開設しています。現在、潰瘍性大腸炎約300名、クローン病約100名の患者を加療しています。近年治療は大きく変化し、生物学的製剤や免疫調整薬、白血球除去療法などの強力な治療法により成績は大きく向上しています。当院ではIBDセンター設立によって内科・外科を中心に多職種で連携して、総合的な対応を行っています。

・膵胆道癌の早期診断・内視鏡的治療
膵・胆道領域の診療は、質の高い全国標準の検査・治療を展開しています。年間の膵・胆道関連の内視鏡検査は、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)関連の検査・処置が918件、超音波内視鏡検査(EUS)関連が957件であり、緊急処置も24時間対応しており、尾三圏域以外の地域からの御紹介が増加しています。
膵癌の早期診断に関しては2007年から尾道市医師会と協働で“膵癌早期診断プロジェクト”展開しており、5年生存率は約20%と改善が認められています。
また、閉塞性黄疸を伴う膵胆道癌に対する内視鏡的治療は高度な技量が要求されますが、ガイドラインを参考に十分な説明と同意のもとに検査・治療を展開しており、827件の内視鏡的膵・胆道治療をおこなっています。
超音波内視鏡(EUS)は分解能が高く、膵・胆道系疾患の検査・治療において、腹部超音波や造影CTで描出できない微小膵癌の診断に極めて有用です。また、確定診断のためのEUSガイド下穿刺吸引細胞組織診(EUS-FNA)の件数が増加しています。合併症は極めて少なく病理研究検査科の全面的な御協力の下、高率な正診率を達成しています。

以上、消化器内科の御紹介でした。医師スタッフ一同、地域の皆様方の御期待に沿えるよう今後とも全力で頑張ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

外来受付時間
8:30

11:00
内科1診
(消化器/糖尿病)
平昭 片村 山下 山下 片村
8:30

11:00
内科2診
(消化器)
  若井 津島 片村 清水
8:30

11:00
内科8診
(腎臓/消化器)
        日野
8:30

11:00
内科4診
(内視鏡センター)
小野川 花田 飯尾 花田 北村
13:00

15:00
完全予約制 延藤
(消化器)
 
田中(信) ※
(内視鏡)
清水
(胆・膵)
 
若井
(消化器)
松本
(消化器)
天野
 
小野川
(IBD)
 
津島
(胆・膵)
 
平昭
(消化器)
片村
 
延藤
(消化器)

※要紹介状(完全予約制)
 
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