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がん診療連携拠点病院
がん(癌)とは…?
≪頭頸部がんについて≫
最終更新日 平成20年12月15日 | ||
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頭頸部(とうけいぶ)癌(がん)は顔からくびにかけての耳鼻咽喉科領域に発生する癌の総称で、主な発生部位は喉頭(こうとう)、咽頭(いんとう)、舌・口腔(こうくう)、鼻(び)副鼻腔(ふくびくう)、唾液(だえき)腺(せん)です。当院では甲状(こうじょう)腺(せん)癌(がん)は甲状腺外来で扱っています。癌全体に占める頭頸部癌の割合は約5%です。発癌危険因子として、喫煙、多量の飲酒、口腔不衛生(むし歯など)、その他が考えられています。 | ||
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ファイバースコープというカメラによる観察や、超音波(エコー)、CT、MRI、シンチといった画像による検査、細胞や組織を採取して調べる病理組織検査などを行い、総合的に癌とその進行度を診断していきます。 | ||
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声を出す、呼吸をする、食事をするといった日常生活に重要な機能を持っている部位です。また、露出している部分でもあり美容上も問題になるところです。治療の際は、根治性と機能の保存、美容面も考えながら行われます。実際には、手術、放射線、抗癌剤を癌の発生部位、進行度、患者さんの全身状態を考慮しながら組み合わせてあるいは単独で行っていきます。 | ||
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重複癌は同じ患者さんに2つ以上の別の部位にできた癌のことです。喫煙や多量の飲酒という危険因子に暴露されたこともあり、関連する領域に癌が発生することがあります。 | ||
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頭頸部領域には、この他に外耳・中耳の癌、転移性のリンパ節癌、悪性リンパ腫、悪性黒色腫などもあります。骨、軟骨、筋肉、線維、神経などから発生する悪性腫瘍がありますが、その頻度は稀です。 | ||
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