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がん診療連携拠点病院
がん(癌)とは…?
≪肝臓がんについて≫
最終更新日 平成20年12月15日 | |||||||||||||||||||||
肝癌治療の第一選択は、現在経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)となる場合が
多くなっています。当院肝臓病センターでも平成12年から開始し、現在までに
約600例を施行してきました。当センターでは、横隔膜直下の病変で、治療困難
な部位に対しては、人工的に胸腹水を作製したり、また腹部超音波(US)にて描出困難でも、CTで描出される病変には、CT併用の人工腹水下の施術を積極的に行っています。経皮的に治療困難な場合は、可能な限り外科と協議の上、
腹腔鏡または胸腔鏡下で肝切除あるいはRFAを施行しています。 血管造影下による治療(TACE)も補助療法として頻用しています。近年、進行肝癌に対しては肝動脈内にカテ−テルを留置し、繰り返し抗癌剤を動脈内注入 することが可能な、リザーバー動注化学療法を開始しました。ほとんどの患者さんは外来通院で行っており、外来化学療法室の快適な環境で治療 を行うことが可能です。 肝癌の予後改善の対策として、肝庇護療法はもとより、積極的にインターフェロン(IFN)、エンテカビル等を用いた抗ウィルス療法を行って、肝予備能の改善 を目指しています。 肝硬変のため血小板が減少し、IFNの投与が困難な場合は、部分的な脾動脈 塞栓術(PSE)や腹腔鏡下脾臓摘出術を行い、血小板を増加させてから、IFN投与をできるだけ行うようにしています。胃・食道静脈瘤の治療は、内視鏡的な治療、血管造影手技を応用 した治療の併用で対応しております。 | |||||||||||||||||||||
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2008.7 肝臓病センター長 天野 始 肝臓病副センター長 福田 敏勝 | |||||||||||||||||||||
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