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1-1心臓血管センター / メディカル情報

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はじめての患者さんへ
タイトル 心筋梗塞とは?
日付 2014-11-10
内容

質問? どんな病気ですか?
⇒心臓を栄養する血管を冠動脈と呼びますが、その冠動脈にプラークと呼ばれるコレステロールの塊が沈着し、それが破裂することによって生じた血栓が冠動脈を詰め、心臓の筋肉が壊死する病気です。



質問? どんな症状が出ますか?
冷汗や吐気を伴う強い胸痛が特徴です。痛む場所は、胸部中央から左胸が多いですが、ときにみぞおちや左肩、あるいは下顎にもみられることがあります。ちくちくと針を刺すような痛みではなく、押さえつける・締め付けような痛みです。



質問? どんな治療を行いますか?
⇒最新の治療法は、血栓を吸引したのち、風船を使ってステントと呼ばれる金属のコイルを留置します。



質問? どれくらい入院が必要ですか?
⇒以前は1か月以上必要でしたが、最近は約2週間で退院できます。


質問? 退院したら仕事は続けられますか?
⇒心臓のダメージの程度によりますが、ほとんどの人が仕事に復帰されています。


質問? どんな人がなりやすいですか?
高血圧、肥満、脂質異常症(HDLが低い、LDLや中性脂肪が高い)、糖尿病、喫煙者、家族歴(両親・兄弟などが心筋梗塞)のある人などです。
それらのなりやすい要素を冠危険因子と呼びます。冠危険因子の数が多ければ多いほど、心筋梗塞や狭心症になりやすいことがわかっています。メタボリック・シンドロームはその代表例です。



質問? 心筋梗塞にならないためには?
冠危険因子を減らすことでしょう。そのためには、定期的に健康診断を受けることが重要です。血圧、脂質、血糖値の異常を指摘されたら、早めに医療機関を受診しましょう。症状がないからといって放っておくのが一番危険です。


質問? CTやMRIで心筋梗塞を予知できますか?
⇒最近、CTで冠動脈の動脈硬化を見つけることができるようになりました。心筋梗塞を予知できるわけではありませんが、なりやすさについてはある程度の判断が可能です。心臓の動脈硬化が気になる方は、一度循環器科で相談してみてください



心筋梗塞で入院された方のほとんどが、『自分が心臓の病気になるとは思わんかった。』と言われます。もともと元気で、ご飯が美味しい、みんなから「元気でうらやましい」と言われる人がなる病気です。現在の医療は進歩していますが、心筋梗塞にならないことが一番です。そのためには、定期的に健康診断を受け、異常が見つかれば早期に治療を開始しましょう。

 
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