病院の紹介
病院長あいさつ
JA尾道総合病院・病院長からのごあいさつです。
皆様とともに歩み地域医療に貢献する
JA尾道総合病院
JA尾道総合病院 病院長 田中 信治
2023年4月にJA尾道総合病院病院長に就任して以来,約1年が経過しました。私は広島大学医学部医学科を昭和59年に卒業し,大学病院の内科ローテ研修後,昭和61年に広島大学第一内科に入局,北九州市小倉での後期研修後,平成元年に帰学して34年間広島大学で診療・教育・研究に従事してまいりました。私の専門は消化器内科/消化器内視鏡(消化管)です。尾道は歴史のある風光明媚な街で,多くの映画の舞台になっておりますが,このような“世界が注目する尾道”の地で医療を通じて地域社会への貢献を担う喜びとともに大きな責任を感じております。
JA尾道総合病院は1957年に農業協同組合によって開設され,2011年5月に平原台に新築移転し,今年で開設67年目を迎えました。諸先輩達による努力の継続の結果,現在,高度急性期に対応する公的病院としてチーム医療を実践しながら,①がん医療,②救急医療,③小児・産科医療,④災害医療の分野を重点的に担っています。現在,365日24時間の救急医療体制を整え可能な限り多くの急性期の患者さんを受け入れております。診療圏としては,尾道市を中心に広島県東部の地域医療を担っておりますが,⑤地域医療連携にも力を入れ,尾三地域および近郊全体の医療体制のサポートを行っております。医師不足,看護師不足に加え,本年4月から「医師の働き方改革」も開始され,各病院が大変な状況になっております。このような厳しい状況ですが,当院は現在の医療体制を堅持できるよう職員一丸となって頑張っております。
なお,当院は診療のみでなく,医育機関として次代を担う医療人を育成すべく医学生・研修医・専攻医の教育・指導も行っております。また,多職種がかかわるチーム医療教育を実践する臨床実習教育研修施設として,わが国の次世代医療人養成を通じた社会貢献も果たしております。
コロナ禍もほぼ収束し,従来の日常に徐々に戻りつつあります。県の地域医療連携体制構想に応えられるよう全力を尽くしながら,これまで同様に地元の皆様から信頼される医療機関として安全で質の高い診療に努め,常に新しい知識の習得と技術の研鑽に励むとともに生命の尊厳と人間愛を大切にして参ります。
全力で社会貢献に努めて参りますので,今後とも従来と変わらぬご支援とご鞭撻を何卒宜しくお願い申し上げます。
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