10令和6年度 病院指標
令和6年度 JA尾道総合病院の病院指標です。
2025/09/30
Update!
令和6年度 JA尾道総合 病院情報の公表
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
- リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 血液培養2セット実施率
- 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 転倒・転落発生率
- 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 839 | 213 | 241 | 488 | 482 | 879 | 1725 | 3517 | 2275 | 555 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症-手術なし | 14 | 7.93 | 13.66 | 14.29% | 76.86 | |
100393xx99xxxx | その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害-手術なし | - | - | 9.83 | - | - | |
161020xxxxx00x | 体温異常-処置2:なし-副病:なし | - | - | 6.53 | - | - | |
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置2:なし | - | - | 16.40 | - | - | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | - | - | 10.26 | - | - |
総合診療科は救急科と協力して、入院治療が可能な体制を整えました。現在は尿路感染症、気管支肺炎、胃腸炎など感染症を中心に入院診療を行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
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循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050070xx03x0xx | 頻脈性不整脈-経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置2:なし | 136 | 4.36 | 4.47 | 0.74% | 68.26 | |
050130xx9900x0 | 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 98 | 15.53 | 17.33 | 23.47% | 81.72 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし | 95 | 4.19 | 4.18 | 0.00% | 72.04 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈-手術あり-処置1:なし、1,3あり-処置2:なし-副病:なし | 83 | 11.30 | 9.59 | 3.61% | 80.89 | |
050030xx03000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし | 54 | 11.82 | 11.37 | 0.00% | 69.67 |
不整脈の治療、虚血性心疾患の検査や治療で入院される患者さんが多く、平均在院日数は全国平均とほぼ同程度です。その他、心不全で入院される患者さんが増加してきており、平均在院日数は全国平均より若干短くなっております。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 109 | 6.08 | 6.22 | 0.00% | 2.10 | |
040100xxxxx00x | 喘息-処置2:なし-副病:なし | 47 | 6.11 | 6.38 | 0.00% | 3.43 | |
030270xxxxxxxx | 上気道炎 | 45 | 4.16 | 4.71 | 0.00% | 2.27 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎-処置2:なし | 38 | 5.45 | 6.98 | 0.00% | 3.29 | |
150040xxxxx0xx | 熱性けいれん-処置2:なし | 38 | 3.71 | 3.51 | 0.00% | 1.95 |
一般小児では呼吸器感染症による入院が多く、平均在院日数は全国平均とほぼ同等です。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 106 | 3.78 | 4.54 | 0.00% | 70.75 | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等-処置1:なし | 92 | 9.15 | 9.77 | 0.00% | 66.43 | |
060035xx0100xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:なし | 88 | 14.89 | 14.81 | 6.82% | 76.08 | |
060335xx0200xx | 胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:なし-処置2:なし | 79 | 7.23 | 7.05 | 6.33% | 66.56 | |
040040xx02x0xx | 肺の悪性腫瘍-肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等-処置2:なし | 57 | 13.05 | 9.82 | 1.75% | 70.72 |
地域がん診療連携拠点病院であるため症例数のTOP5のうち、結腸(大腸)、胃、乳腺の3つの悪性疾患が占めていました。また当科は低侵襲手術である腹腔鏡手術を積極的に行っているため腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下ヘルニア手術の症例数が多く占めています。更に地域救急救命センターを有しており積極的に救急患者の受け入れを行っているため急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術も多くなっています。当院の地域性から高齢者の手術症例が多いのですが、平均在院日数は全国平均と同等であり、良質な医療の提供が行えていると考えています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx02xxxx | 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等 | 103 | 24.83 | 25.29 | 88.35% | 84.38 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等 | 75 | 25.93 | 21.38 | 21.33% | 73.88 | |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-その他の手術あり-処置2:なし | 50 | 14.02 | 15.41 | 2.00% | 72.34 | |
070341xx020xxx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部-脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等-処置1:なし | 32 | 17.22 | 19.40 | 25.00% | 68.06 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等 | 28 | 26.50 | 18.76 | 17.86% | 73.64 |
膝疾患、脊髄疾患を中心に幅広い疾患に対応しております。股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060xx99x40x | 脳梗塞-手術なし-処置2:4あり-副病:なし | 124 | 9.43 | 16.89 | 57.26% | 74.97 | |
010070xx9910xx | 脳血管障害-手術なし-処置1:あり-処置2:なし | 54 | 2.96 | 3.23 | 0.00% | 76.44 | |
010060xx02x40x | 脳梗塞-経皮的脳血管形成術等-処置2:4あり-副病:なし | 50 | 14.36 | 23.71 | 74.00% | 81.22 | |
010030xx991xxx | 未破裂脳動脈瘤-手術なし-処置1:あり | 47 | 2.98 | 2.86 | 0.00% | 66.85 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷-その他の手術あり-処置2:なし-副病:なし | 35 | 7.26 | 9.83 | 34.29% | 80.17 |
医療圏の特性上、脳卒中・頭部外傷などの救急医療を中心に診療をおこなうとともに、未破裂脳動脈瘤に対する開頭手術・血管内手術、血行再建術などの脳卒中予防のための治療に力を入れています。また地域の中核病院として脳神経外科手術全般に対応していますので、脳腫瘍手術や頭蓋底手術、三叉神経痛・顔面けいれんなどに関する治療を積極的におこなっております。また、小児科と連携し、小児神経外科にも対応しております。特殊外来として、第一金曜日には広島大学脳神経外科のてんかん外科専門医によるてんかん外来もおこなっております。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等 | 20 | 2.00 | 2.66 | 0.00% | 69.40 | |
050161xx9900xx | 大動脈解離-手術なし-処置1:なし-処置2:なし | - | - | 16.32 | - | - | |
050161xx97x0xx | 大動脈解離-その他の手術あり-処置2:なし | - | - | 22.91 | - | - | |
050162xx99x0xx | 破裂性大動脈瘤-手術なし-処置2:なし | - | - | 10.89 | - | - | |
尾道総合病院心臓血管外科は、心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設(関連施設)、日本脈管学会認定研修施設(関連施設)、大動脈瘤・末梢血管ステントグラフト実施施設、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施施設として心臓・血管関連疾患の診療を行なっております。
ただ、心臓血管外科医不足のため、2023年4月から1人体制になり、診療が制限されております。外来の通常診療は、当科に関連するものは今までどおりにさせて頂いていますが、手術は一人で対応できるか他科の力を借りて対応できる疾患のみにさせて頂いています。具体的には、透析用シャント関連手術は腎臓内科の御協力で、下肢静脈瘤手術は一人でも可能なので、今までかそれ以上の対応ができるように頑張っています。当院で対応できない疾患は、病状に応じて県内外の病院に治療をお願いしています。
このような状況で誠に申し訳ございませんが、お困りの症例、手術適応や紹介先に迷う症例等がございましたら気軽に連絡して頂ければ幸いです。
今後とも御指導、御鞭撻を宜しくお願い申し上げます。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
ただ、心臓血管外科医不足のため、2023年4月から1人体制になり、診療が制限されております。外来の通常診療は、当科に関連するものは今までどおりにさせて頂いていますが、手術は一人で対応できるか他科の力を借りて対応できる疾患のみにさせて頂いています。具体的には、透析用シャント関連手術は腎臓内科の御協力で、下肢静脈瘤手術は一人でも可能なので、今までかそれ以上の対応ができるように頑張っています。当院で対応できない疾患は、病状に応じて県内外の病院に治療をお願いしています。
このような状況で誠に申し訳ございませんが、お困りの症例、手術適応や紹介先に迷う症例等がございましたら気軽に連絡して頂ければ幸いです。
今後とも御指導、御鞭撻を宜しくお願い申し上げます。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常-子宮全摘術等 | 69 | 8.48 | 9.40 | 0.00% | 32.46 | |
120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | 55 | 5.87 | 5.88 | 0.00% | 46.93 | |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 48 | 5.79 | 5.97 | 0.00% | 50.35 | |
120170x199xxxx | 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満)-手術なし | 46 | 17.83 | 19.47 | 4.35% | 31.15 | |
12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍-子宮悪性腫瘍手術等-処置2:なし | 42 | 8.95 | 9.84 | 0.00% | 60.90 |
地域周産期母子医療センターであり、ハイリスク妊婦が多いのが特徴です。このため、分娩の異常や早期の切迫早産が多い傾向にあります。また、婦人科においては、良性から悪性疾患まで幅広く診療に当たっています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患-手術あり-片眼 | 513 | 2.03 | 2.49 | 0.39% | 74.36 | |
020220xx97xxx0 | 緑内障-その他の手術あり-片眼 | 216 | 3.76 | 4.52 | 0.00% | 73.83 | |
020160xx97xxx0 | 網膜剥離-手術あり-片眼 | 97 | 5.81 | 7.53 | 1.03% | 62.21 | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患-手術あり-片眼 | 34 | 4.12 | 4.83 | 0.00% | 70.18 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性-手術あり-処置1:あり-処置2:なし | 33 | 4.64 | 5.47 | 0.00% | 67.97 |
白内障、網膜硝子体疾患、緑内障など幅広い分野の手術治療に対応しています。緊急の入院手術にも随時対応しています。上位5症例の入院期間は全国平均と同等もしくは短い日数となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 72 | 7.17 | 7.35 | 0.00% | 17.38 | |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 70 | 6.40 | 5.84 | 0.00% | 59.93 | |
030150xx97xxxx | 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍-手術あり | 30 | 5.70 | 6.68 | 0.00% | 67.63 | |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸-手術なし-処置1:あり | 20 | 2.00 | 2.02 | 0.00% | 63.05 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-手術なし | 19 | 5.79 | 5.63 | 0.00% | 50.42 |
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術や内視鏡下副鼻腔手術を多く行っています。頭頸部腫瘍手術にも積極的に取り組んでいます。
放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。)-手術なし-処置2:2あり | 23 | 13.44 | 19.51 | 21.74% | 75.78 | |
040040xx9902xx | 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり | 10 | 10.80 | 18.87 | 0.00% | 78.30 | |
060010xx99x30x | 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。)-手術なし-処置2:3あり-副病:なし | - | - | 14.51 | - | - | |
010010xx9903xx | 脳腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:3あり | - | - | 17.40 | - | - | |
060040xx99x2xx | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍-手術なし-処置2:2あり | - | - | 21.26 | - | - |
他院からの直接紹介であったり、当院他科からの照射依頼の二通りがあります。脳腫瘍は全て転移性で、全脳照射や定位照射を行っています。食道癌については、多くは化学療法を併用し、根治を目指して治療しています。骨の悪性腫瘍は全て転移性で、緩和照射25Gy/5回で行っています。乳房の悪性腫瘍は術後照射がほとんどです。当科入院で行う肺の悪性腫瘍への放射線治療は定位照射48Gy/4回が多いです。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物-皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等-処置1:なし | 34 | 3.47 | 3.77 | 0.00% | 49.15 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症-処置1:なし | 25 | 11.80 | 12.98 | 20.00% | 65.60 | |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置2:なし | 23 | 5.39 | 6.92 | 0.00% | 79.30 | |
080190xxxxxxxx | 脱毛症 | 11 | 3.18 | 3.29 | 0.00% | 47.00 | |
180030xxxxxx0x | その他の感染症(真菌を除く。)-副病:なし | - | - | 8.02 | - | - |
皮膚腫瘍の手術目的の入院が多く、次に感染症熱傷による緊急入院が多い傾向です。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり | 136 | 2.19 | 2.45 | 0.00% | 72.09 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置2:なし | 48 | 7.17 | 6.81 | 2.08% | 79.00 | |
110070xx02xxxx | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 | 42 | 6.95 | 6.75 | 2.38% | 74.17 | |
110080xx01xxxx | 前立腺の悪性腫瘍-前立腺悪性腫瘍手術等 | 41 | 10.83 | 11.11 | 0.00% | 70.17 | |
110070xx99x20x | 膀胱腫瘍-手術なし-処置2:2あり-副病:なし | 36 | 13.39 | 8.64 | 0.00% | 74.72 |
入院で最も多いのが、前立腺癌が疑われる患者様に施行する前立腺生検でした。当院では1泊2日入院で麻酔下に経会陰的前立腺針生検を行っており、入院当日に施行、翌日退院です。ほぼ全国平均と同様の在院日数で、合併症もなく安全に施行されています。
次いで多いのが膀胱癌に対する経尿道的手術です。診断効率を上げるため半数の症例でアミノレブリン酸を用いた光力学的診断を併用しております。全国平均とほぼ同様の在院日数となっています。
令和6年度5月からは前立腺癌に対する手術は手術支援ロボット ダヴィンチによるロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を行っています。全国平均とほぼ同様の在院日数となっています。
膀胱癌に対する抗がん化学療法として、ゲムシタビン・シスプラチン併用療法やゲムシタビン・カルボプラチン併用療法(腎機能低下がある場合)を行っていますが、1コース目は基本的に2〜3週間の入院でおこない、薬剤による有害事象のチェックをしています。
2コース目からは可能であれば外来化学療法に移行するようにしています。
次いで多いのが膀胱癌に対する経尿道的手術です。診断効率を上げるため半数の症例でアミノレブリン酸を用いた光力学的診断を併用しております。全国平均とほぼ同様の在院日数となっています。
令和6年度5月からは前立腺癌に対する手術は手術支援ロボット ダヴィンチによるロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術を行っています。全国平均とほぼ同様の在院日数となっています。
膀胱癌に対する抗がん化学療法として、ゲムシタビン・シスプラチン併用療法やゲムシタビン・カルボプラチン併用療法(腎機能低下がある場合)を行っていますが、1コース目は基本的に2〜3週間の入院でおこない、薬剤による有害事象のチェックをしています。
2コース目からは可能であれば外来化学療法に移行するようにしています。
呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:なし | 115 | 2.45 | 3.03 | 0.87% | 72.77 | |
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置2:なし | 75 | 15.01 | 16.40 | 34.67% | 83.68 | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし | 65 | 6.15 | 8.16 | 0.00% | 71.34 | |
040110xxxx10xx | 間質性肺炎-処置1:あり-処置2:なし | 49 | 5.43 | 10.66 | 4.08% | 72.27 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:なし | 37 | 13.73 | 13.41 | 29.73% | 77.54 |
急性期から慢性期までの呼吸器疾患全般を対象として医療を提供しています。特に地域がん診療連携拠点病院として高度な専門性が要求される肺がん診療に力を入れています。近年薬物療法の選択肢も広がり、さらに放射線科、呼吸器外科とも連携をとりながら集学的治療を行っています。また緩和ケアチームへもコンサルトしながらQOLを考慮した緩和医療にも努めています。肺がん以外では間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患など、専門的な検査や治療が必要な患者さんを診療しています。間質性肺炎に対しては特に専門性が必要なステロイド免疫抑制剤や抗線維化薬での治療を行うこともあります。なお慢性閉塞性肺疾患などの慢性呼吸不全や肺がん術後の患者さんの呼吸器リハビリテーションも、呼吸療法認定士の資格をもつ理学療法士を中心に積極的に行っています。クリティカル・パスを気管支鏡検査、在宅酸素療法などで導入し運用しています。また日本呼吸器学会の施設認定を受け、若手医師に研鑽の場を提供しています。
腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-動脈形成術、吻合術 その他の動脈等-処置2:なし-副病:なし | 23 | 8.87 | 7.38 | 13.04% | 70.87 | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし | 17 | 11.12 | 11.35 | 0.00% | 68.12 | |
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-動脈形成術、吻合術 その他の動脈等-処置2:1あり | 10 | 19.20 | 33.81 | 20.00% | 69.90 | |
110280xx9901xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-手術なし-処置1:なし-処置2:1あり | - | - | 13.75 | - | - | |
110290xx99x0xx | 急性腎不全-手術なし-処置2:なし | - | - | 13.54 | - | - |
腎炎・ネフローゼ症候群をはじめ、慢性腎臓病の診断・治療・療養指導をを包括的に行っています。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置2:なし-副病:なし | 294 | 8.76 | 8.88 | 2.72% | 77.02 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 272 | 2.02 | 2.57 | 0.00% | 67.02 | |
06007xxx97x0xx | 膵臓、脾臓の腫瘍-その他の手術あり-処置2:なし | 119 | 15.30 | 11.52 | 14.29% | 74.61 | |
060050xx03xxxx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)-血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 | 101 | 9.84 | 10.22 | 1.98% | 76.75 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍-内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 94 | 7.63 | 7.45 | 0.00% | 74.76 |
消化管・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、内視鏡検査・治療カテーテルを用いたIVR治療などを精力的に施行しております。
本年は、大腸腫瘍や早期胃がんに対する内視鏡治療(EMR・ESD)や内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた胆膵疾患患者に対する治療、肝がんに対する局所治療が上位に入っていますが、この他にも消化器領域の疾患に対する多くの検査・治療を行い医療貢献しています。
本年は、大腸腫瘍や早期胃がんに対する内視鏡治療(EMR・ESD)や内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた胆膵疾患患者に対する治療、肝がんに対する局所治療が上位に入っていますが、この他にも消化器領域の疾患に対する多くの検査・治療を行い医療貢献しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 84 | 10 | - | 14 | 41 | 31 | 1 | 8 |
大腸癌 | 42 | 30 | 21 | 20 | 78 | 50 | 2 | 9 |
乳癌 | 21 | 26 | 10 | - | 41 | 12 | 1 | 8 |
肺癌 | 29 | - | - | 26 | 141 | 258 | 1 | 8 |
肝癌 | 11 | 14 | - | - | 51 | 113 | 2 | 6 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの数を、DPCデータ(様式1)をもとに初発のUICC病期分類別と再発に分けて集計しています。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた「原発巣の大きさと進展度」、「所属リンパ節の転移状況」、「遠隔転移の有無」の3つのカテゴリによって各がんを1期(早期)から4期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院は、地域がん診療連携拠点病院として、がん診療を専門とする医師・看護師・薬剤師等の医療スタッフを配置し、手術・放射線治療、抗がん剤治療、緩和ケアなど患者さんの状況に合わせた専門的ながん医療を提供しています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた「原発巣の大きさと進展度」、「所属リンパ節の転移状況」、「遠隔転移の有無」の3つのカテゴリによって各がんを1期(早期)から4期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院は、地域がん診療連携拠点病院として、がん診療を専門とする医師・看護師・薬剤師等の医療スタッフを配置し、手術・放射線治療、抗がん剤治療、緩和ケアなど患者さんの状況に合わせた専門的ながん医療を提供しています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 13 | 9.92 | 51.62 |
中等症 | 80 | 13.08 | 76.93 |
重症 | 40 | 17.05 | 82.90 |
超重症 | 13 | 14.62 | 80.77 |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
地域の基幹病院として、多くの重症肺炎の患者さんが搬送され、治療にあたっています。
地域柄もあって、患者さんの高齢化が進んでいます。軽傷であっても基礎疾患を抱える場合等、その後の重症化を防ぐ目的で入院治療を行うこともあります。
中等症の患者さんが最も多く、重症さらに超重症も存在しています。中等症以上では平均年齢が75歳以上と高く、基礎疾患・併存疾患による心肺機能をはじめとした多臓器機能低下、誤嚥の影響も加わって治療に難渋・遷延化し、活動能力の低下を惹起しやすく、回復に時間がかかるため、在院日数が長くなっています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
地域の基幹病院として、多くの重症肺炎の患者さんが搬送され、治療にあたっています。
地域柄もあって、患者さんの高齢化が進んでいます。軽傷であっても基礎疾患を抱える場合等、その後の重症化を防ぐ目的で入院治療を行うこともあります。
中等症の患者さんが最も多く、重症さらに超重症も存在しています。中等症以上では平均年齢が75歳以上と高く、基礎疾患・併存疾患による心肺機能をはじめとした多臓器機能低下、誤嚥の影響も加わって治療に難渋・遷延化し、活動能力の低下を惹起しやすく、回復に時間がかかるため、在院日数が長くなっています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 262 | 14.91 | 77.69 | 61.15% |
その他 | 16 | 20.44 | 74.44 | 2.52% |
日本脳神経外科専門医3名(うち、日本脳神経血管内治療学会専門医3名)で診療をおこなっており、365日24時間体制で脳神経外科診療をおこなっています。脳外科医師・病棟看護師・リハビリスタッフ・放射線技師・臨床工学技士・MSW(医療ソーシャルワーカー)など多職種と連携したチーム医療にて、日々努力邁進しております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 109 | 1.17 | 2.61 | 0.92% | 69.42 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 57 | 1.81 | 10.93 | 8.77% | 80.54 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 45 | 1.33 | 2.51 | 0.00% | 73.49 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 44 | 0.00 | 11.96 | 9.09% | 69.52 | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | 38 | 1.37 | 2.82 | 0.00% | 70.00 |
頻脈性不整脈に対してカテーテル心筋焼灼術を行い、徐脈性不整脈に対しては、ペースメーカー移植術を行います。狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患に対しては、冠動脈ステント留置術を行っています。
小児科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 27 | 0.00 | 26.04 | 7.41% | 0.00 | |
K9132 | 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) | - | - | - | - | - | |
K653-3 | 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 | - | - | - | - | - | |
K7151 | 腸重積症整復術(非観血的) | - | - | - | - | - | |
K026-2 | 股関節周囲筋腱解離術(変形性股関節症) | - | - | - | - | - |
小児科における手術(手技)は、仮死蘇生術が主となっています。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 151 | 1.46 | 6.15 | 3.97% | 68.34 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 94 | 0.11 | 2.68 | 0.00% | 70.37 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 etc. | 92 | 3.54 | 12.12 | 9.78% | 75.61 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | 52 | 1.00 | 6.40 | 0.00% | 67.37 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 38 | 0.74 | 4.08 | 0.00% | 41.79 |
低侵襲手術である腹腔鏡手術を胆石症、鼠径ヘルニアのような良性疾患から大腸癌、胃癌、乳癌などの悪性疾患に対しても幅広く積極的に行っているため、症例数TOP5の全てを腹腔鏡手術が占めていました。その手術の質も内視鏡外科技術認定医が3人在籍しているため高いと自負しています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(膝) etc. | 106 | 1.64 | 23.34 | 19.81% | 73.51 | |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) | 85 | 1.47 | 12.89 | 14.12% | 70.82 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) etc. | 83 | 2.80 | 19.18 | 74.70% | 82.51 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 39 | 3.85 | 21.46 | 92.31% | 84.26 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) etc. | 35 | 1.57 | 8.49 | 17.14% | 57.00 |
外傷、膝疾患、脊髄疾患を中心に幅広い疾患に対応しております。股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 75 | 0.23 | 12.88 | 74.67% | 82.31 | |
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 etc. | 39 | 0.08 | 5.59 | 28.21% | 78.15 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) | 35 | 7.71 | 14.17 | 14.29% | 77.14 | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | 32 | 5.41 | 10.06 | 34.38% | 76.69 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 30 | 2.77 | 23.97 | 43.33% | 63.30 |
脳動脈瘤開頭クリッピング術、血行再建術(バイパス術・内頚動脈血栓内膜剥離術)をはじめ、開頭腫瘍摘出術、頭蓋底手術、三叉神経痛や顔面けいれんに対する微小血管減圧術もおこなっております。また、脳血管内手術も積極的に行っております。術中モニタリング(SEP MEP VEP ABR AMR)、蛍光血管撮影、ナビゲーションシステム、超音波血流計などを備え、安全かつ低侵襲な手術を心がけております。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 20 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 69.40 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | - | - | - | - | - | |
尾道総合病院心臓血管外科は、心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設(関連施設)、日本脈管学会認定研修施設(関連施設)、大動脈瘤・末梢血管ステントグラフト実施施設、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施施設として心臓・血管関連疾患の診療を行なっております。
ただ、心臓血管外科医不足のため、2023年4月から1人体制になり、診療が制限されております。外来の通常診療は、当科に関連するものは今までどおりにさせて頂いていますが、手術は一人で対応できるか他科の力を借りて対応できる疾患のみにさせて頂いています。具体的には、透析用シャント関連手術は腎臓内科の御協力で、下肢静脈瘤手術は一人でも可能なので、今までかそれ以上の対応ができるように頑張っています。当院で対応できない疾患は、病状に応じて県内外の病院に治療をお願いしています。
このような状況で誠に申し訳ございませんが、お困りの症例、手術適応や紹介先に迷う症例等がございましたら気軽に連絡して頂ければ幸いです。
今後とも御指導、御鞭撻を宜しくお願い申し上げます。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
ただ、心臓血管外科医不足のため、2023年4月から1人体制になり、診療が制限されております。外来の通常診療は、当科に関連するものは今までどおりにさせて頂いていますが、手術は一人で対応できるか他科の力を借りて対応できる疾患のみにさせて頂いています。具体的には、透析用シャント関連手術は腎臓内科の御協力で、下肢静脈瘤手術は一人でも可能なので、今までかそれ以上の対応ができるように頑張っています。当院で対応できない疾患は、病状に応じて県内外の病院に治療をお願いしています。
このような状況で誠に申し訳ございませんが、お困りの症例、手術適応や紹介先に迷う症例等がございましたら気軽に連絡して頂ければ幸いです。
今後とも御指導、御鞭撻を宜しくお願い申し上げます。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 etc. | 74 | 1.12 | 4.38 | 0.00% | 51.55 | |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 74 | 9.26 | 5.95 | 0.00% | 32.78 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 60 | 4.58 | 6.20 | 0.00% | 32.75 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 57 | 1.21 | 4.09 | 0.00% | 50.75 | |
K879 | 子宮悪性腫瘍手術 | 30 | 1.03 | 9.33 | 0.00% | 64.30 |
帝王切開の低減につとめていますが、周産期母子医療センターのためハイリスク妊婦が多く、母児の安全の確保の観点から、帝王切開数は多くなる傾向があります。婦人科手術においては、引き続き腹腔鏡手術に重点を置いており、腹腔鏡下子宮全摘は県内トップレベルの症例数です。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 504 | 0.01 | 1.01 | 0.40% | 74.09 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 152 | 0.47 | 3.86 | 0.00% | 66.74 | |
K2682イ | 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) | 131 | 0.66 | 2.36 | 0.00% | 72.94 | |
K2684 | 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし) | 63 | 0.59 | 2.44 | 0.00% | 74.24 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) | 30 | 0.30 | 4.17 | 0.00% | 71.03 |
白内障に対する手術が最も多く、入院の場合は1泊2日で治療しています。また、網膜硝子体疾患や緑内障等、重症例や緊急手術にも幅広く対応しています。
耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 67 | 1.00 | 5.57 | 0.00% | 19.40 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 48 | 1.00 | 4.35 | 0.00% | 61.67 | |
K340-6 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) | 31 | 1.03 | 4.42 | 0.00% | 57.77 | |
K347-3 | 内視鏡下鼻中隔手術1型(骨、軟骨手術) | 21 | 0.95 | 3.71 | 4.76% | 39.10 | |
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | 18 | 0.06 | 5.78 | 0.00% | 48.39 |
手術件数は口蓋扁桃摘出術が最も多く、内視鏡下副鼻腔手術も多く行っております。
皮膚科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 28 | 0.07 | 4.75 | 0.00% | 78.46 | |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外・長径6〜12cm)(6歳以上) | 11 | 0.46 | 2.00 | 0.00% | 57.36 | |
K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) | - | - | - | - | - | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | - | - | - | - | - | |
K013-21 | 全層植皮術(25cm2未満) | - | - | - | - | - |
皮膚悪性腫瘍の手術目的の紹介が多く、また、高齢の方も多く、術後創部管理のため、術後数日入院で経過をみています。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 87 | 1.13 | 4.84 | 1.15% | 76.84 | |
K843-4 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) | 42 | 1.00 | 9.52 | 0.00% | 70.24 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 33 | 0.30 | 9.46 | 12.12% | 72.67 | |
K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | 30 | 1.00 | 8.63 | 0.00% | 67.23 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 23 | 1.00 | 4.74 | 4.35% | 67.57 |
当院泌尿器科における最も多い手術は、膀胱癌に対する経尿道的手術87例でした。この手術が最も多く行われていることは例年と変わらず、術前日に入院され術後5日程度で退院となっていました。さらに前立腺癌に対するロボット支援腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術42例、経尿道的尿管ステント留置術33例、腎癌や腎盂・尿管癌に対する腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術30例と続きますが、手術をより低侵襲の腹腔鏡手術で行うように努めている当院泌尿器科の特徴をよく表していると思われます。腎結石や尿管結石に対するレーザーを用いた経尿道的尿路結石除去術は23例で、比較的短い入院で行われていました。
腎臓内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | 35 | 4.57 | 8.34 | 11.43% | 69.91 | |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | - | - | - | - | - | |
K608-3 | 内シャント血栓除去術 | - | - | - | - | - | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | - | - | - | - | - | |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | - | - | - | - | - |
当院では患者さんのニーズに合わせた透析治療法選択に対応し、血液透析、腹膜透析の導入・維持を行っています。※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 292 | 2.29 | 9.97 | 10.96% | 78.05 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 217 | 0.10 | 1.07 | 0.00% | 67.89 | |
K6852 | 内視鏡的胆道結石除去術(その他) | 99 | 0.80 | 5.53 | 1.01% | 74.70 | |
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 94 | 1.03 | 7.88 | 2.13% | 76.68 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) | 91 | 1.00 | 5.66 | 0.00% | 74.58 |
大腸腫瘍や早期胃がんに対する内視鏡治療(EMR・ESD)、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた胆道ステント治療や経鼻ドレナージ治療、肝臓に対する局所治療が上位となっており、その件数は県内でも上位です。消化器・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、短い在院日数で安全かつ合併症の少ない治療を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 12 | 0.11% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 11 | 0.10% |
異なる | 48 | 0.43% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 64 | 0.57% |
異なる | - | - |
当院は手術や処置を行う際には、合併症をおこさないように細心の注意を払い施行しています。
起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
1,570 | 1,479 | 94.20% |
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
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2,156 | 615 | 28.53% |
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
727 | 558 | 76.75% |
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) |
転倒・転落発生率 |
---|---|---|
110,468 | 327 | 2.96‰ |
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) |
転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
---|---|---|
- | - | - |
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) |
分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) |
手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
---|---|---|
2,348 | 2,297 | 97.83% |
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) |
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) |
d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
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87,740 | 32 | 0.04% |
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数 (分母) |
分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) |
65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
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7,155 | 6,659 | 93.07% |
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和 (分母) |
分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) |
身体的拘束の実施率 |
---|---|---|
110,468 | 2,407 | 2.18% |
更新履歴
がん医療においては、地域がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療連携病院として様々ながん治療を行っています。
救急医療においては、平成27年4月に地域救命救急センターを開設し、尾三医療圏域を中心とした三次救急を担っています。
また、広島県小児救急医療拠点病院として、365日24時間体制で小児救急医療に対応し、さらに地域周産期母子医療センターとして新生児・産科医療を守っています。
このように、当院ではがん医療、救急医療並びに小児・産科医療を行うことで、幅広い年代の患者への医療提供に対応し、年間退院患者数は10,000人超となっております。