このほど、大阪大学がんゲノム情報学（谷内田真一教授）のグループと当院消化器

内科（花田敬士副院長、清水晃典部長）を含む多施設で共同研究を行っておりました

「胃カメラしながら膵がんの早期発見」が、外科系の学術誌では最高峰である“Annals

of Surgery”にアクセプトされました。胃カメラ検査を行う際に、人工セクレチン（膵液

の分泌を促進する物質）を注射し、十二指腸液中のK-ras遺伝子の異常を検出する方法

が、高い精度で早期の膵がんを診断できる可能性を明らかにしました。予後が不良とさ

れ、早期診断が必須ともいえる膵がんの早期診断の改善に向けて大きな期待がよせられ

ています。2月26日（水）の14:00からプレスリリースの予定です。

胃カメラしながら膵がんの早期発見 〜早期膵がん発見し検診に応用可能な診断法の開発〜