平成29年度広島空港航空機事故消火救難総合訓練に参加しました。

 11月15日　広島空港にて、航空機が緊急着陸して炎上したという想定で訓練が行われ、当院からもDMAT(災害派遣医療チーム)隊員7名が参加しました。

訓練は航空機に見立てた大型バスへの消防の消火活動の後、機体から負傷者を救出する訓練に移り、けがの程度に応じて治療の優先順位を決めるトリアージを行い、赤テント(重傷者)、黄テント(中等傷者)、緑テント(軽傷者)にてDMATによる処置実施後、救急車やドクターヘリで搬送するまでを行いました。

実際の場所や機材を使用しての訓練で、災害時のDMAT・消防等の役割について共通認識が出来た一方で、限りある資源・人員で救護活動を行うことの難しさを再認識させられました。どこでも起こりうる災害に備え、今後もこういった訓練に積極的に参加し、迅速に活動できるよう準備をしたいと思います。