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がん診療連携拠点病院
膵がんプロジェクト

膵がんプロジェクト
膵(すい)臓は、胃の後ろの体の深部に位置していることから、がんが発生しても症状が出にくく、早期の発見は簡単ではありません。すい臓がんでお悩みになっている患者さんのため、また今後のすい臓がんに対する考察を深めるために「膵がんプロジェクト委員会」をJA尾道総合病院で立ち上げました。
このプロジェクトは、従来から在宅緩和ケアシステムの整備を通じて良好な病診連携が構築されていた尾道市医師会において、病診連携を基軸とした『膵癌の早期診断の体制作り』に結びつけるべく、当時医師会長であった片山壽先生の御尽力で、2007年に開始されました。
具体的には、まず中核病院から地域連携施設に、日本膵臓学会発行の“膵癌診療ガイドライン”に記載されている危険因子を啓発するとともに、中核病院に整備された超音波内視鏡(EUS)、磁気共鳴胆管膵管造影(MRCP)など、膵に関する非侵襲的画像診断の有用性、腹部超音波(US)スクリーニングでの軽微な膵管拡張の重要性を啓発するとともに、US撮像法の講習等を実施しています。
一方、連携施設では、危険因子を複数以上有する症例等を中心にUSを施行し、異常所見を認めた場合には中核病院に積極的に紹介、CT、MRCP、EUSなどの非侵襲的な画像診断を中核病院の外来で施行することを基本的なコンセプトとしています。

膵がんプロジェクト委員会・メニュー
膵(すい)がん教室
「どんな病気?」「どんな人がなるの?」「どんなお薬を使うの?」「治療法はどうなるの?」など、患者さんとそのご家族を対象にお話ができる教室です。
参加費無料&申し込み不要で、体調に応じて出入りも自由です。
ACP(人生会議)
人はそれぞれ人生観や思いに基づく人生設計を持って将来のことを考えています。これから受ける医療やケアについても、自分の考えを家族・代理人や医療者と話し合って、「私の心づもり」として文章に残すことで、希望や思いが医療やケアに反映されます。
その手順をACPと呼んでいます。これからの豊かな人生を目指して、一緒に考えてみましょう。
家族性膵がん
日本膵臓学会は、家族性膵癌家系の方や、膵癌について一定の家族歴を有する方(健常者を含む)を対象として、登録制度を開始いたしました。登録した人にただちにメリットがあるわけではありませんが、この登録制度を利用して、早期診断や、新しい治療方法の開発に関する研究を行うことが計画されています。


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