03平成29年度 病院指標
平成29年度 JA尾道総合病院の病院指標です。
2018/09/28
Update!
平成29年度 JA尾道総合病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 968 | 224 | 261 | 477 | 527 | 829 | 2156 | 2803 | 1935 | 365 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 230 | 3.18 | 3.03 | 0.87% | 69.68 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 120 | 5.91 | 4.62 | 1.67% | 72.26 | |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし | 69 | 6.45 | 5.30 | 0% | 65.90 | |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 64 | 20.39 | 17.71 | 14.06% | 82.86 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 58 | 13.03 | 11.21 | 8.62% | 79.84 |
当科においては虚血性心疾患の検査および治療で入院される患者さんが多くおられます。
検査目的で入院される際には全国平均と同程度の約3日で退院をされます。
ご高齢の患者さんが増加していることなどにより、手術のための入院期間が若干長くなっておりますが、安全に治療を行うことを優先して治療を行っております。
当院は、広島県から「地域心臓いきいきセンター」としての指定を受け、心不全に対しての取り組みを行っております。
多職種がチームを作り、定期的にカンファレンスを行うことにより早期に退院をしていただけるよう努めております。
検査目的で入院される際には全国平均と同程度の約3日で退院をされます。
ご高齢の患者さんが増加していることなどにより、手術のための入院期間が若干長くなっておりますが、安全に治療を行うことを優先して治療を行っております。
当院は、広島県から「地域心臓いきいきセンター」としての指定を受け、心不全に対しての取り組みを行っております。
多職種がチームを作り、定期的にカンファレンスを行うことにより早期に退院をしていただけるよう努めております。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし | 118 | 5.50 | 5.94 | 0% | 1.14 | |
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 83 | 5.10 | 6.18 | 2.41% | 0.00 | |
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし | 58 | 5.34 | 6.32 | 1.72% | 3.53 | |
140010x197x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術あり 手術・処置等2なし | 57 | 3.56 | 8.41 | 0% | 0.00 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし | 47 | 5.34 | 6.03 | 0% | 2.45 |
早産児は在胎週数27週以上を対象としています。
帝王切開で出生した児は全例小児科入院とし、経過観察を行っているため、平均在院日数が短くなっています。
一般小児科は、急性疾患の入院が主であり、平均在院日数が全国平均とほぼ同等です。
帝王切開で出生した児は全例小児科入院とし、経過観察を行っているため、平均在院日数が短くなっています。
一般小児科は、急性疾患の入院が主であり、平均在院日数が全国平均とほぼ同等です。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 80 | 6.46 | 6.64 | 0% | 65.40 | |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 69 | 15.88 | 15.61 | 4.35% | 72.70 | |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 69 | 7.42 | 7.40 | 5.80% | 65.49 | |
060020xx02x0xx | 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 57 | 15.68 | 17.27 | 1.75% | 72.89 | |
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし | 52 | 15.85 | 12.35 | 0% | 70.33 |
当科はがん診療連携病院であるため症例数のTOP5のうち、結腸(大腸)、胃、肺の悪性疾患が占めていました。
当院の地域性から高齢者の手術症例が多いのですが、平均在院日数は全国平均と同等であり、良質な医療の提供が行えていると考えています。
また当科は低侵襲手術である腹腔鏡手術を積極的行っているため腹腔鏡下胆嚢摘出術の症例数が多くなっています。
当院の地域性から高齢者の手術症例が多いのですが、平均在院日数は全国平均と同等であり、良質な医療の提供が行えていると考えています。
また当科は低侵襲手術である腹腔鏡手術を積極的行っているため腹腔鏡下胆嚢摘出術の症例数が多くなっています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 108 | 28.20 | 27.09 | 89.81% | 82.60 | |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 | 67 | 24.00 | 11.41 | 0% | 29.60 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 64 | 32.02 | 25.09 | 6.25% | 75.39 | |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし | 64 | 12.94 | 17.28 | 3.13% | 69.58 | |
070341xx020xxx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定等 手術・処置等1なし | 25 | 14.96 | 22.08 | 8.00% | 64.92 |
当院整形外科は、膝疾患、脊髄疾患を中心に幅広い疾患に対応しております。
股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 36 | 20.53 | 16.38 | 52.78% | 69.61 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 23 | 14.70 | 9.68 | 8.70% | 77.00 | |
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 17 | 23.12 | 19.10 | 58.82% | 70.53 | |
010040x199x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 17 | 28.53 | 21.36 | 76.47% | 73.88 | |
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 17 | 19.41 | 16.51 | 29.41% | 67.24 |
当科では脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、てんかん、小児神経外科領域などを中心に診療を行っています。
平成29年度の脳外科入院患者数は323例と前年に比し24例の増加でした。
疾病の内枠は脳血管障害240例(74.3%)、外傷56例(17.3%)、てんかん16例(2.2%)、脳腫瘍4例(1.2%)と脳血管障害が大半を占めておりました。
当院には『神経内科医』が不在なため脳梗塞の患者さんを脳外科が対応、外傷を含め手術を要しない患者さんも多数受け入れ対応させていただいておりますが、平成29年4月より血管内治療専門医が常勤となり、脳梗塞に対する急性期治療もtPA療法16例、血栓回収療法は14例に施行しました。
入院早期よりリハビリを開始し症状の改善に取り組んでおりますが、年々高齢の患者さんの入院が増加、入院患者全体の平均年齢も71.5±16.5歳と前年度に比し0.8歳高くなっており、リハビリも長期継続を要する方が多く、平均在院日数は全国より長くなっています。
そのため備後地区の多くの病院との連携を深め、脳卒中については地域連携パスを積極的に活用し、患者さんの病状に合わせた治療を地域全体で行うように配慮しております。
平成29年度の脳外科入院患者数は323例と前年に比し24例の増加でした。
疾病の内枠は脳血管障害240例(74.3%)、外傷56例(17.3%)、てんかん16例(2.2%)、脳腫瘍4例(1.2%)と脳血管障害が大半を占めておりました。
当院には『神経内科医』が不在なため脳梗塞の患者さんを脳外科が対応、外傷を含め手術を要しない患者さんも多数受け入れ対応させていただいておりますが、平成29年4月より血管内治療専門医が常勤となり、脳梗塞に対する急性期治療もtPA療法16例、血栓回収療法は14例に施行しました。
入院早期よりリハビリを開始し症状の改善に取り組んでおりますが、年々高齢の患者さんの入院が増加、入院患者全体の平均年齢も71.5±16.5歳と前年度に比し0.8歳高くなっており、リハビリも長期継続を要する方が多く、平均在院日数は全国より長くなっています。
そのため備後地区の多くの病院との連携を深め、脳卒中については地域連携パスを積極的に活用し、患者さんの病状に合わせた治療を地域全体で行うように配慮しております。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050161xx9900xx | 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 15 | 22.47 | 17.95 | 6.67% | 73.07 | |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 12 | 3.25 | 8.50 | 0% | 73.42 | |
050163xx03x10x | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等21あり 副傷病なし | − | − | − | − | − | |
050050xx0101xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり | − | − | − | − | − | |
050080xx01010x | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし | − | − | − | − | − |
心臓血管外科ではB型急性大動脈解離に対する降圧治療を行っております。
厳重に血圧を管理しながら再解離を予防して入院でのリハビリテーションを行い、退院までの治療を行います。
また、慢性透析患者さんに対する内シャント血管の造設術や修復術の件数も多いです。
腹部大動脈瘤に対するステントグラフト留置術は従来の開腹での人工血管置換術にくらべ、短い在院日数で治療を行っています。
心臓の手術としては狭心症に対する冠動脈バイパス術や弁膜症に対する弁置換術を行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
厳重に血圧を管理しながら再解離を予防して入院でのリハビリテーションを行い、退院までの治療を行います。
また、慢性透析患者さんに対する内シャント血管の造設術や修復術の件数も多いです。
腹部大動脈瘤に対するステントグラフト留置術は従来の開腹での人工血管置換術にくらべ、短い在院日数で治療を行っています。
心臓の手術としては狭心症に対する冠動脈バイパス術や弁膜症に対する弁置換術を行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 | 98 | 8.66 | 9.75 | 0% | 33.27 | |
120200xx99xxxx | 妊娠中の糖尿病 手術なし | 43 | 12.33 | 5.93 | 2.33% | 33.72 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 37 | 8.41 | 9.91 | 0% | 46.59 | |
120170xx99x0xx | 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし | 36 | 18.33 | 20.41 | 2.78% | 30.11 | |
12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 25 | 11.16 | 12.94 | 0% | 53.64 |
地域周産期母子医療センターとして、近隣の医療施設から切迫早産をはじめとする妊娠合併症や、妊娠糖尿病などの合併症妊娠を多く受け入れています。
また、婦人科においては、合併症を有する悪性腫瘍患者が多く、入院での化学療法も行なっています。
また、婦人科においては、合併症を有する悪性腫瘍患者が多く、入院での化学療法も行なっています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020220xx97xxx0 | 緑内障 手術あり片眼 | 84 | 6.04 | 8.51 | 0% | 69.11 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 44 | 5.57 | 7.31 | 0% | 68.61 | |
020160xx97xxx0 | 網膜剥離 手術あり片眼 | 36 | 12.06 | 10.21 | 2.78% | 58.97 | |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 21 | 7.76 | 7.38 | 0% | 73.43 | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり片眼 | 16 | 4.00 | 6.63 | 0% | 69.88 |
当院では白内障、網膜硝子体疾患、緑内障など、幅広い分野に対応しています。
重症疾患や緊急手術も多症例行っています。
上位5つの疾患の入院期間は、全国平均同等、もしくは全国平均より短い入院期間となっています。
重症疾患や緊急手術も多症例行っています。
上位5つの疾患の入院期間は、全国平均同等、もしくは全国平均より短い入院期間となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 76 | 7.89 | 8.01 | 0% | 19.07 | |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 47 | 6.74 | 7.23 | 0% | 52.91 | |
030150xx97xxxx | 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり | 33 | 5.82 | 7.58 | 0% | 57.76 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 29 | 5.62 | 5.48 | 0% | 50.34 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 15 | 6.07 | 5.15 | 0% | 67.00 |
当院耳鼻咽喉科では、口蓋扁桃摘出術・アデノイド切除術や内視鏡下鼻副鼻腔手術を多く行っています。
頭頸部腫瘍手術にも積極的に取り組んでいます。
頭頸部腫瘍手術にも積極的に取り組んでいます。
放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx99x2xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり | − | − | − | − | − | |
010010xx99030x | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし | − | − | − | − | − | |
060010xx99x30x | 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし | − | − | − | − | − | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり | − | − | − | − | − | |
03001xxx99x2xx | 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり | − | − | − | − | − |
放射線治療を施行した症例は乳癌、転移性脳腫瘍、食道癌、転移性骨腫瘍が多かった。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
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皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし | 37 | 2.70 | 4.14 | 2.70% | 53.57 | |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし | 31 | 4.10 | 8.50 | 6.45% | 79.52 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 22 | 8.41 | 8.95 | 0% | 71.91 | |
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 手術なし | 19 | 11.84 | 11.73 | 5.26% | 64.16 | |
080100xxxx0xxx | 薬疹、中毒疹 手術・処置等1なし | − | − | − | − | − |
皮膚の良性・悪性腫瘍の手術による入院患者数が多く、その次に感染症治療のための入院が多い傾向です。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
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泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 91 | 8.22 | 7.31 | 0% | 74.76 | |
110080xx01x0xx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 33 | 14.58 | 12.92 | 0% | 68.70 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 30 | 12.03 | 12.34 | 10.00% | 74.97 | |
110070xx99x20x | 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし | 29 | 12.66 | 11.31 | 0% | 74.93 | |
11001xxx01x0xx | 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 21 | 12.14 | 12.30 | 0% | 64.95 |
膀胱がんに対する経尿道的手術は91例と増加しています。
患者様の中には遠方から受診していただいている方も多く、いったん退院されますと再受診には苦労されることが予想されます。
そこで、術後は安心できる状態になって退院していただくようにしておりますので、全国平均より在院日数がやや長くなっています。
前立腺の悪性腫瘍につきましては全例で腹腔鏡の手術を行っています。
全国平均よりやや長い平均在院日数となっていますが、これは術後に退院を延期せざるを得ないような合併症が発生したためではなく、尿失禁に対してめどが立ってからの退院を希望される患者様が比較的多いことが理由であると思われます。
尿路感染症につきましては、全国平均よりやや短い平均在院日数でした。
効率の良い治療が行われていると考えられます。
膀胱腫瘍に対しての抗がん剤治療も多数例行っていますが、患者様の平均年齢が高くなってきており、このことが在院日数がやや長い理由だと考えられます。
腎腫瘍に対しましてもほぼ全例で腹腔鏡手術を行っています。
手術時の合併症の出現はなく、平均在院日数は全国平均よりやや短くなっていました。
患者様の中には遠方から受診していただいている方も多く、いったん退院されますと再受診には苦労されることが予想されます。
そこで、術後は安心できる状態になって退院していただくようにしておりますので、全国平均より在院日数がやや長くなっています。
前立腺の悪性腫瘍につきましては全例で腹腔鏡の手術を行っています。
全国平均よりやや長い平均在院日数となっていますが、これは術後に退院を延期せざるを得ないような合併症が発生したためではなく、尿失禁に対してめどが立ってからの退院を希望される患者様が比較的多いことが理由であると思われます。
尿路感染症につきましては、全国平均よりやや短い平均在院日数でした。
効率の良い治療が行われていると考えられます。
膀胱腫瘍に対しての抗がん剤治療も多数例行っていますが、患者様の平均年齢が高くなってきており、このことが在院日数がやや長い理由だと考えられます。
腎腫瘍に対しましてもほぼ全例で腹腔鏡手術を行っています。
手術時の合併症の出現はなく、平均在院日数は全国平均よりやや短くなっていました。
呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 87 | 3.64 | 3.59 | 2.30% | 69.99 | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし | 71 | 18.20 | 11.99 | 1.41% | 70.65 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし | 57 | 18.32 | 19.65 | 8.77% | 75.60 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 39 | 20.85 | 20.83 | 35.90% | 86.05 | |
040040xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 37 | 19.38 | 14.60 | 13.51% | 73.35 |
肺癌の診断目的で行う気管支鏡検査とCTガイド下経皮的肺生検は2日間の入院が必要ですが、合併症などの治療を同時に行わなければならない症例があるため、在院日数が3日となっています。
肺癌の化学療法を行う際には2週間以上の入院が必要なことが多く、在院日数が18日となっています。
間質性肺炎の治療を行う際には約3週間の入院が必要なことが多く、在院日数が20日となっています。
誤嚥性肺炎では同時に治療すべき合併症を有している割合が高く、それらの治療も行う必要があるため、在院日数が20日となっています。
肺癌の緩和療法を行う症例では、症状が安定して在宅療養に戻るまで、もしくは緩和医療専門の医療施設に移るまでに日数を要することが多く、在院日数が19日となっています。
肺癌の化学療法を行う際には2週間以上の入院が必要なことが多く、在院日数が18日となっています。
間質性肺炎の治療を行う際には約3週間の入院が必要なことが多く、在院日数が20日となっています。
誤嚥性肺炎では同時に治療すべき合併症を有している割合が高く、それらの治療も行う必要があるため、在院日数が20日となっています。
肺癌の緩和療法を行う症例では、症状が安定して在宅療養に戻るまで、もしくは緩和医療専門の医療施設に移るまでに日数を要することが多く、在院日数が19日となっています。
腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx991x0x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし | 18 | 4.44 | 7.35 | 0% | 36.39 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 16 | 10.19 | 12.34 | 12.50% | 80.69 | |
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 14 | 11.50 | 12.23 | 0% | 67.57 | |
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり | 11 | 25.27 | 36.38 | 36.36% | 77.91 | |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし | − | − | − | − | − |
当院では腎炎・ネフローゼ症候群をはじめ、慢性腎臓病の診断・治療・療養指導をを包括的に行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
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麻酔科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 12 | 2.00 | 8.95 | 0% | 74.17 | |
170020xxxxxx0x | 精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病なし | − | − | − | − | − | |
161020xxxxx00x | 体温異常 手術・処置等2なし 副傷病なし | − | − | − | − | − | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし | − | − | − | − | − | |
170020xxxxxx1x | 精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病あり | − | − | − | − | − |
1泊入院での帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛に対するブロック症例が多く、平均在院日数は全国平均より短くなっています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
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消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 232 | 10.25 | 10.61 | 3.45% | 75.84 | |
060020xx04x0xx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし | 109 | 8.21 | 8.73 | 0% | 72.47 | |
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし | 95 | 11.17 | 11.44 | 6.32% | 75.91 | |
06007xxx97x00x | 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 65 | 17.37 | 14.08 | 6.15% | 70.25 | |
060050xx0310xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 60 | 9.08 | 15.39 | 0% | 73.52 |
当院消化器内科で多い手術は、大腸腫瘍や早期胃がんに対する内視鏡治療、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた胆道ステント治療や経鼻ドレナージ治療、肝臓癌に対する局所治療が上位となっており、その件数は県内トップクラスです。
消化管・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、短い在院日数で安全かつ合併症の少ない治療を行っています。
消化管・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、短い在院日数で安全かつ合併症の少ない治療を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 130 | 15 | 14 | 20 | 10 | 59 | 1 | 7 |
大腸癌 | 27 | 52 | 35 | 25 | 38 | 95 | 1 | 7 |
乳癌 | 29 | 25 | − | − | − | 20 | 1 | 7 |
肺癌 | 26 | − | − | 19 | 80 | 227 | 1 | 7 |
肝癌 | 22 | − | − | − | 10 | 195 | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの数を、初発のUICC病期分類別と再発に分けて集計しています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた?原発巣の大きさと進展度、?所属リンパ節の転移状況、?遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんを?期(早期)から?期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院は、地域がん拠点診療連携拠点病院として、がん診療を専門とする医師・看護師・薬剤師等の医療スタッフを配置し、手術・放射線治療、抗がん剤治療、緩和ケアなど患者さんの状況に合わせた専門的ながん医療を提供しています。
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UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた?原発巣の大きさと進展度、?所属リンパ節の転移状況、?遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんを?期(早期)から?期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院は、地域がん拠点診療連携拠点病院として、がん診療を専門とする医師・看護師・薬剤師等の医療スタッフを配置し、手術・放射線治療、抗がん剤治療、緩和ケアなど患者さんの状況に合わせた専門的ながん医療を提供しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 12 | 12.33 | 58.33 |
中等症 | 92 | 16.05 | 75.72 |
重症 | 24 | 19.29 | 83.21 |
超重症 | − | − | − |
不明 | − | − | − |
肺炎を重症度で分類すると軽症は若い人に多く、重症は高齢の方に多い傾向があります。
軽症の肺炎は合併症がなければ外来通院加療が可能ですが、同時に合併症の治療を行う必要があれば入院加療を行います。
肺炎の重症度が重い方は同時に治療を行うべき合併症が多いことが多く、重症度が重ければ重い程入院期間が長くなる傾向にあります。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
軽症の肺炎は合併症がなければ外来通院加療が可能ですが、同時に合併症の治療を行う必要があれば入院加療を行います。
肺炎の重症度が重い方は同時に治療を行うべき合併症が多いことが多く、重症度が重ければ重い程入院期間が長くなる傾向にあります。
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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 144 | 21.97 | 73.83 | 43.37 |
その他 | 22 | 22.09 | 68.32 | 4.82 |
平成29年4月1日から平成30年3月31日までで脳外科に入院した患者323例中、脳血管障害による入院患者は240例(虚血性161例、出血性62例、その他17例)でした。
その内脳梗塞は151例(心原性脳塞栓51例、アテローム血栓性梗塞32例、BAD26例・ラクナ梗塞28例、その他3例、不明11例)、症状が一過性であったTIAが5例、椎骨脳底動脈循環不全は5例と前年に比し43名の増加でした。
平成29年4月より血管内治療専門医が常勤となり、脳梗塞に対する急性期治療もtPA療法16例、血栓回収療法は14例に施行しました。
また発症早期からリハビリを介入し症状の改善に取り組むとともに地域連携パスを活用し近隣の病院と連携しながら患者さんの病状に合わせた治療を地域全体で行うよう心がけています。
入院される患者さんの年齢は年々高くなり、発症3日以内の平均年齢は74歳、転院率も43%と昨年とほぼ同様、平均在院日数も22日ではありましたが昨年と比べますと1.5日短縮しておりました。
引き続き脳梗塞に対して正確な病型診断を行い、適した抗血栓薬を選択するとともに全身疾患である動脈硬化に対する精査も行い、脳梗塞の再発を防ぐべく動脈硬化に対する配慮を加えた薬物療法に、適応を遵守した外科的治療を絡めた診療をさせて頂いております。
その内脳梗塞は151例(心原性脳塞栓51例、アテローム血栓性梗塞32例、BAD26例・ラクナ梗塞28例、その他3例、不明11例)、症状が一過性であったTIAが5例、椎骨脳底動脈循環不全は5例と前年に比し43名の増加でした。
平成29年4月より血管内治療専門医が常勤となり、脳梗塞に対する急性期治療もtPA療法16例、血栓回収療法は14例に施行しました。
また発症早期からリハビリを介入し症状の改善に取り組むとともに地域連携パスを活用し近隣の病院と連携しながら患者さんの病状に合わせた治療を地域全体で行うよう心がけています。
入院される患者さんの年齢は年々高くなり、発症3日以内の平均年齢は74歳、転院率も43%と昨年とほぼ同様、平均在院日数も22日ではありましたが昨年と比べますと1.5日短縮しておりました。
引き続き脳梗塞に対して正確な病型診断を行い、適した抗血栓薬を選択するとともに全身疾患である動脈硬化に対する精査も行い、脳梗塞の再発を防ぐべく動脈硬化に対する配慮を加えた薬物療法に、適応を遵守した外科的治療を絡めた診療をさせて頂いております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 101 | 2.63 | 4.00 | 3.96% | 72.60 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 49 | 2.61 | 4.71 | 0% | 66.92 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 49 | 1.86 | 13.18 | 10.20% | 80.57 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 40 | 0.00 | 18.95 | 12.50% | 71.03 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 36 | 0.14 | 11.58 | 2.78% | 69.75 |
当科の手術においては冠動脈疾患における冠動脈ステント留置術が最も多く、平成29年度は200例以上のカテーテル手術を行いました。
ペースメーカー移植術および不整脈に対するカテーテルを用いた手術(経皮的カテーテル心筋焼灼術)の実施件数も年々増加しており、後者については心房細動という不整脈に対する治療を含めると年間約80件の治療を行いました。
また、重症の心不全患者さんに対する心臓再同期療法、重症の不整脈患者さんに対する植込み型除細動器移植術、末梢動脈疾患に対する血管拡張術なども行っております。
ペースメーカー移植術および不整脈に対するカテーテルを用いた手術(経皮的カテーテル心筋焼灼術)の実施件数も年々増加しており、後者については心房細動という不整脈に対する治療を含めると年間約80件の治療を行いました。
また、重症の心不全患者さんに対する心臓再同期療法、重症の不整脈患者さんに対する植込み型除細動器移植術、末梢動脈疾患に対する血管拡張術なども行っております。
小児科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 111 | 0.00 | 8.79 | 0.90% | 0.00 | |
K9132 | 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) | 31 | 0.03 | 21.48 | 3.23% | 0.00 | |
K7151 | 腸重積症整復術(非観血的なもの) | − | − | − | − | − | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | − | − | − | − | − | |
K1381 | 脊椎披裂手術(神経処置を伴う) | − | − | − | − | − |
小児科における手術は、新生児仮死蘇生術が主となっております。
非観血的な腸重積の整復は小児科で行っています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
非観血的な腸重積の整復は小児科で行っています。
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外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 167 | 1.04 | 5.32 | 4.79% | 65.45 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 92 | 4.51 | 13.23 | 5.43% | 72.61 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 83 | 1.45 | 3.40 | 0% | 66.53 | |
K655-22 | 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) | 48 | 3.25 | 13.04 | 2.08% | 72.58 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 48 | 0.29 | 4.04 | 2.08% | 33.13 |
当科は低侵襲手術である腹腔鏡手術を胆石症、鼠径ヘルニア、急性虫垂炎のような良性疾患から大腸癌、胃癌などの悪性疾患に対しても幅広く積極的に行っているため、症例数TOP5の全てを腹腔鏡手術が占めていました。
その手術の質も内視鏡外科技術認定医が2人勤務しているため高いと自負しています。
その手術の質も内視鏡外科技術認定医が2人勤務しているため高いと自負しています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) | 93 | 1.47 | 12.96 | 4.30% | 68.29 | |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) | 72 | 3.83 | 22.17 | 73.61% | 76.75 | |
K0821 | 人工関節置換術(肩,股,膝) | 70 | 1.46 | 28.91 | 8.57% | 75.03 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩,股) | 53 | 4.83 | 21.55 | 90.57% | 82.32 | |
K079-21 | 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) | 31 | 1.00 | 27.74 | 0% | 29.65 |
当院整形外科は、膝疾患、脊髄疾患を中心に幅広い疾患に対応しています。
骨折観血的手術や股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
骨折観血的手術や股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 17 | 0.29 | 13.47 | 5.88% | 78.65 | |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | 11 | 0.91 | 30.36 | 45.45% | 68.91 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 11 | 1.55 | 23.36 | 72.73% | 70.91 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 11 | 3.91 | 11.82 | 9.09% | 72.00 | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) | − | − | − | − | − |
平成29年度に行った手術数は89例、その内慢性硬膜下血腫に対する手術が20例と最も多く、次いで経皮的血栓回収術が14例でした。
脳血管内手術としては破裂脳動脈瘤に対する瘤内コイル塞栓術9例、解離性動脈瘤破裂に対する母血管閉塞術1例、海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻に対するコイル塞栓術2例、硬膜動静脈瘻に対する動静脈瘻塞栓術1例でした。
経皮的頚動脈ステント留置術は急性閉塞2例を含め12例に行いました。
その他、脳室腹腔短絡術8例(小児科3例)、開頭血腫除去術は外傷4例、出血2例、脳腫瘍1例、破裂脳動脈瘤に対する開頭クリッピング術1例、顔面痙攣に対する神経血管減圧術1例、脊髄髄膜瘤に対する修復術1例でした。
血管内手術や脊髄手術は広島大学脳神経外科より治療支援を頂き対応しております。
経皮的頚動脈ステント留置術のような予定手術に比し大半が緊急手術であり、また術前状態も芳しくない方もおられるため、慢性硬膜下血腫でも手術により状態は改善なされたものの術後リハビリを要し転院される方も一部おられ、経皮的血栓回収術後の方も症状の改善は得られたもののリハビリ継続のため約7割の方が転院なされる状況ではありますが、“患者さん第一”とし、丁寧かつ確実な手術を日々心がけています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
脳血管内手術としては破裂脳動脈瘤に対する瘤内コイル塞栓術9例、解離性動脈瘤破裂に対する母血管閉塞術1例、海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻に対するコイル塞栓術2例、硬膜動静脈瘻に対する動静脈瘻塞栓術1例でした。
経皮的頚動脈ステント留置術は急性閉塞2例を含め12例に行いました。
その他、脳室腹腔短絡術8例(小児科3例)、開頭血腫除去術は外傷4例、出血2例、脳腫瘍1例、破裂脳動脈瘤に対する開頭クリッピング術1例、顔面痙攣に対する神経血管減圧術1例、脊髄髄膜瘤に対する修復術1例でした。
血管内手術や脊髄手術は広島大学脳神経外科より治療支援を頂き対応しております。
経皮的頚動脈ステント留置術のような予定手術に比し大半が緊急手術であり、また術前状態も芳しくない方もおられるため、慢性硬膜下血腫でも手術により状態は改善なされたものの術後リハビリを要し転院される方も一部おられ、経皮的血栓回収術後の方も症状の改善は得られたもののリハビリ継続のため約7割の方が転院なされる状況ではありますが、“患者さん第一”とし、丁寧かつ確実な手術を日々心がけています。
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心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント又は外シャント設置術 | 18 | 0.06 | 2.67 | 0% | 71.83 | |
K5522 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) | 14 | 9.36 | 28.00 | 14.29% | 69.79 | |
K6171 | 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) | 10 | 0.00 | 1.90 | 0% | 76.67 | |
K5612 | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | − | − | − | − | − | |
K5551 | 弁置換術(1弁) | − | − | − | − | − |
心臓血管外科では、狭心症や慢性心筋梗塞などの虚血性心疾患に対して循環器科と連携して効果的に冠動脈バイパス術を行っています。
また、弁膜症の患者さんに対しても弁置換術を施行しています。
腎臓内科とも連携しながら、慢性腎不全透析患者さんに対しての内シャント手術を行っております。
下肢静脈瘤については不安の強い術当日を入院にて過ごしていただけます。
また、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術と開腹での人工血管置換術を手術の危険性、病変の状態、患者さんの背景などを考慮して選択しています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
また、弁膜症の患者さんに対しても弁置換術を施行しています。
腎臓内科とも連携しながら、慢性腎不全透析患者さんに対しての内シャント手術を行っております。
下肢静脈瘤については不安の強い術当日を入院にて過ごしていただけます。
また、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術と開腹での人工血管置換術を手術の危険性、病変の状態、患者さんの背景などを考慮して選択しています。
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産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 84 | 5.65 | 5.88 | 0% | 33.89 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 49 | 4.27 | 6.31 | 0% | 32.00 | |
K877 | 子宮全摘術 | 48 | 1.02 | 6.44 | 0% | 48.06 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 34 | 1.00 | 1.03 | 0% | 39.91 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 33 | 0.88 | 4.67 | 0% | 44.39 |
帝王切開率の低減に努めています。
また、腹腔鏡手術にも力を入れています。
また、腹腔鏡手術にも力を入れています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 667 | 0.01 | 1.01 | 0.75% | 75.69 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 117 | 0.06 | 6.73 | 0.85% | 67.31 | |
K2682 | 緑内障手術(流出路再建術) | 46 | 0.00 | 4.76 | 0% | 69.00 | |
K2683 | 緑内障手術(濾過手術) | 30 | 0.00 | 6.20 | 0% | 71.23 | |
K2821イ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) | 10 | 0.00 | 2.90 | 0% | 80.40 |
当院眼科の手術は、白内障に対する手術が最も多く、入院の場合は1泊2日で治療しています。
また、網膜硝子体疾患や緑内障等、重症例や緊急手術にも幅広く対応しています。
また、網膜硝子体疾患や緑内障等、重症例や緊急手術にも幅広く対応しています。
耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 75 | 1.09 | 6.01 | 0% | 20.11 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 40 | 1.00 | 4.85 | 0% | 56.18 | |
K3932 | 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) | 16 | 1.00 | 1.00 | 0% | 67.63 | |
K4571 | 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) | 13 | 1.00 | 5.00 | 0% | 53.54 | |
K340-4 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) | 11 | 0.91 | 5.09 | 0% | 57.82 |
当院耳鼻咽喉科の手術件数は口蓋扁桃摘出術が最も多く、内視鏡下鼻副鼻腔手術や顕微鏡下喉頭微細手術なども多く行っています。
皮膚科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 40 | 0.25 | 3.55 | 5.00% | 77.20 | |
K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) | 14 | 0.07 | 1.93 | 7.14% | 60.14 | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | 10 | 0.10 | 1.80 | 0% | 54.40 | |
K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩,上腕,前腕,大腿,下腿,躯幹) | − | − | − | − | − | |
K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | − | − | − | − | − |
皮膚癌に対する入院手術が最も多く、平均年齢が高いため術後数日入院して経過をみさせていただいています。
その他、皮膚良性腫瘍の手術は創の大きさによっては1〜2泊で行っております。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
その他、皮膚良性腫瘍の手術は創の大きさによっては1〜2泊で行っております。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) | 91 | 1.08 | 6.23 | 0% | 74.90 | |
K843-2 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 | 33 | 1.09 | 12.48 | 0% | 68.70 | |
K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | 27 | 1.19 | 9.96 | 0% | 67.63 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 18 | 0.94 | 5.44 | 0% | 68.50 | |
K8412 | 経尿道的前立腺手術(その他) | 15 | 1.00 | 8.60 | 0% | 72.87 |
当院泌尿器科における最も多い手術は、膀胱がんに対する経尿道的手術91例でした。
この手術が最も多く行われていることは例年と変わらず、術前日に入院され術後6日程度で退院となっていました。
さらに前立腺がんに対する腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術全摘除33例、腎がんや腎盂・尿管がんに対する腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術27例と続きますが、手術をより低侵襲に行うように努めている当院泌尿器科の特徴をよく表していると思われます。
これらの手術は腹腔鏡下に行われています。
続いて尿管結石や膀胱結石に対するレーザーを用いた経尿道的尿路結石除去術18例、経尿道的前立腺手術15例でした。
これらの手術は比較的短い入院で行われていました。
この手術が最も多く行われていることは例年と変わらず、術前日に入院され術後6日程度で退院となっていました。
さらに前立腺がんに対する腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術全摘除33例、腎がんや腎盂・尿管がんに対する腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術27例と続きますが、手術をより低侵襲に行うように努めている当院泌尿器科の特徴をよく表していると思われます。
これらの手術は腹腔鏡下に行われています。
続いて尿管結石や膀胱結石に対するレーザーを用いた経尿道的尿路結石除去術18例、経尿道的前立腺手術15例でした。
これらの手術は比較的短い入院で行われていました。
腎臓内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント又は外シャント設置術 | 22 | 7.36 | 11.82 | 45.45% | 76.09 | |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | − | − | − | − | − | |
K608-3 | 内シャント血栓除去術 | − | − | − | − | − | |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | − | − | − | − | − | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | − | − | − | − | − |
当院では患者さんのニーズに合わせた透析治療法選択に対応し、血液透析、腹膜透析の導入・維持を行っています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 374 | 0.11 | 1.09 | 0% | 66.54 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 155 | 2.28 | 10.49 | 8.39% | 76.54 | |
K682-3 | 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) | 126 | 1.34 | 16.70 | 6.35% | 74.10 | |
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 125 | 1.45 | 9.80 | 3.20% | 76.06 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 106 | 1.02 | 6.14 | 0% | 72.51 |
当院消化器内科は、消化管・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、内視鏡検査・治療、カテーテルを用いたIVR治療などを精力的に施行しています。
本年は、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた総胆管結石治療やステント留置術、早期胃がんの内視鏡的治療、肝臓がんに対する局所治療が上位に入っていますが、この他にも消化器領域の疾患に対する多くの検査・治療を行い医療貢献しています。
本年は、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた総胆管結石治療やステント留置術、早期胃がんの内視鏡的治療、肝臓がんに対する局所治療が上位に入っていますが、この他にも消化器領域の疾患に対する多くの検査・治療を行い医療貢献しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | − | − |
異なる | 26 | 0.25% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | − | − |
異なる | 13 | 0.12% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | − | − |
異なる | − | − | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 85 | 0.81% |
異なる | − | − |
当院は手術や処置を行う際には、合併症をおこさないように細心の注意を払い施行しています。
起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
更新履歴
がん医療においては、地域がん診療連携拠点病院として様々ながん治療を行っています。
救急医療においては、平成27年4月に地域救命救急センターを開設し、尾三医療圏を中心とした三次救急を担っています。
また、広島県小児救急医療拠点病院の県内3病院の1つとして、365日24時間体制で小児救急医療に対応し、さらに地域周産期母子医療センターとして新生児・産科医療を守っています。
このように、当院では小児・産科医療並びにがん医療、救急医療を行うことで、幅広い年代の患者への医療提供に対応し、年間退院患者数は10,000人超となっております。
広島県全体での高齢者の人口のピークは平成32年と予測されておりますが、当院の位置する尾三医療圏ではそれよりも早い平成27年に高齢化率がピークとなり、高齢者の患者が多い現状となっております。