JA尾道総合病院では生命の尊さと人間愛を基調に、医師・看護師ともに力を合わせ、病める人々を守り、地域の基幹病院としての自覚を持ち、常に新しくより高い知識の習得と技術の研鑽に励みます。

JA尾道総合病院

02平成28年度 病院指標

平成28年度 JA尾道総合病院の病院指標です。

2017/09/25
Update!

平成28年度 JA尾道総合病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分0〜10〜20〜30〜40〜50〜60〜70〜80〜90〜
患者数 915 199 290 522 500 850 2250 2699 1965 343
JA尾道総合病院は、昭和32年に開院し、医療法に定められる公的病院として、がん医療、救急医療、小児・産科医療など、地域になくてはならない分野を重点的に担っております。
がん医療においては、地域がん診療連携拠点病院として様々ながん治療を行っています。
救急医療においては、平成27年4月に地域救命救急センターを開設し、尾三医療圏を中心とした三次救急を担っています。
また、広島県小児救急医療拠点病院の県内3病院の1つとして、365日24時間体制で小児救急医療に対応し、さらに地域周産期母子医療センターとして新生児・産科医療を守っています。
このように、当院では小児・産科医療並びにがん医療、救急医療を行うことで、幅広い年代の患者への医療提供に対応し、年間退院患者数は10,000人超となっております。
広島県全体での高齢者の人口のピークは平成32年と予測されておりますが、当院の位置する尾三医療圏ではそれよりも早い平成27年に高齢化率がピークとなり、高齢者の患者が多い現状となっております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 261 3.00 3.06 0.38 69.38  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 123 5.61 4.71 0.00 72.33  
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 80 6.54 5.51 1.25 64.45  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 77 17.39 17.95 14.29 82.32  
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 61 12.13 11.38 3.28 78.08  
当科においては虚血性心疾患の検査および治療で入院される患者さんが多くおられます。
検査目的で入院される際には全国平均と同程度の約3日で退院をされます。
ご高齢の患者さんが増加していることなどにより、手術のための入院期間が若干長くなっておりますが、安全に治療を行うことを優先して診療を行っております。
当院は、広島県から「地域心臓いきいきセンター」としての指定を受け、心不全に対しての取り組みを行っております。
多職種がチームを作り、定期的にカンファレンスを行うことにより、早期に退院をしていただけるよう努めております。
小児科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
140010x197x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術あり 手術・処置等2なし 102 2.30 8.28 0.00 0  
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 58 4.53 6.18 10.34 0  
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 55 5.07 6.02 0.00 1.6  
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 45 5 6.09 0.00 1.6  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 42 5.81 5.79 0.00 3.93  
早産児は在胎週数27週以上を対象としています。
帝王切開で出生した児は全例小児科入院とし、経過観察を行っているため、平均在院日数が短くなっています。
一般小児科は急性疾患の入院が主であり、平均在院日数が全国平均とほぼ同等か全国平均より短くなっています。
外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 66 15.48 15.92 4.55 68.79  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 64 6.98 6.82 0.00 64.23  
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 64 7.17 7.61 0.00 57.92  
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 55 15.64 12.73 0.00 71.04  
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 54 14.72 17.65 1.85 70.76  
当院はがん診療連携拠点病院であるため、症例数でTOP 5のうち結腸、肺、胃の悪性疾患が占めていました。平均在院日数も全国平均よりやや少ない数値であり良質な医療の提供ができていると自負します。また低侵襲手術である腹腔鏡手術を積極的に行っているため、症例数も多く2位、3位となっています。
整形外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 100 23.86 27.63 89 80.85  
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 67 30.01 26.26 7.46 75.09  
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 67 23.37 11.91 0.00 28.48  
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし 56 13.27 17.99 1.79 71.13  
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定等 手術・処置等1なし 24 12.75 22.69 0.00 70.33  
当院整形外科は、膝疾患、脊髄疾患を中心に幅広い疾患に対応しています。股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
脳神経外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 30 22.27 16.73 43.33 72.7  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 25.73 19.35 84.62 70.77  
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 19 22.63 16.54 57.89 72.16  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 17 17.71 9.87 29.41 79.29  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 14.08 7.52 46.15 63.85  
当科では脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、てんかん、小児神経外科領域などを中心に診療を行っています。平成28年度の脳外科入院患者数が299例、その内検査や予定手術等による定期入院はわずか7例で、大多数が緊急で入院となられた方でした。また疾病の内枠は脳血管障害193例(64.5%)、外傷49例(16.4%)、てんかん16例(5.4%)、脳し腫瘍14例(4.7%)でした。当院には「神経内科医」が不在なため、脳梗塞の患者さんも数多く、外傷を含め手術を要しない患者さんの受け入れ対応させていただいております。
また、入院早期よりリハビリを開始、症状の改善に取り組んでおりますが、年々高齢の患者さんの入院が増加、平均年齢も70歳を超え、リハビリも長期継続を要する方が多く平均在院日数は全国より長くなっています。そのため備後地区の多くの病院との連携を深め、脳卒中については地域連携パスを積極的に活用し、患者さんの病状に合わせた治療を地域全体で行うように配慮しております。
心臓血管外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 17 2.41 3.34 0.00 64.12  
050050xx01110x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等11,2あり 手術・処置等21あり 副傷病なし 14 27.93 27.92 0.00 71.64  
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等21あり 副傷病なし 14 16.14 16.98 0.00 79.5  
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 11 28.45 24.70 28.45 72.36  
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり 10 26.9 21.94 10.00 72.5  
心臓血管外科では、心臓血管の手術および下肢静脈瘤の手術根治を行っています。
下肢静脈瘤の手術は、1泊2日もしくは2泊3日の入院にて行い、患者さんの疼痛、不安の強い術当日を入院にて過ごしていただいています。
また冠動脈バイパス術の症例や心臓弁膜症に対する弁置換術など、心疾患の外科的治療を行っております。
産婦人科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 123 8.87 9.88 0.00 33.17  
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 37 7.92 10.36 2.7 50.95  
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし 37 23.35 20.79 5.41 31.27  
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 31 8.68 5.12 0.00 64.32  
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 30 10.73 13.29 0.00 56.3  
産科・婦人科良性疾患に対する手術は、術後3〜6日目の退院を目指しており、全国平均より短い入院期間となっています。
地域周産期母子医療センターとして、近隣病院から切迫予定目的の紹介も増えています。
地域の特性上、通院での化学療法が困難な症例も多く、入院での化学療法も行っています。
眼科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり片眼 66 5.95 9.15 0.00 74.85  
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 25 10.16 10.53 0.00 58.84  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 25 4.76 7.72 0.00 70.84  
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 14 2.93 2.91 7.14 80.29  
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 10 5.7 7.01 0.00 70.6  
当院眼科は、網膜硝子体疾患や緑内障など幅広い眼科疾患に対応しております。
上位5つの疾患の入院期間は、全国平均同等もしくは全国平均より短い入院期間となっております。
耳鼻咽喉科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 94 7.83 8.12 0.00 18.82  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 57 7.86 7.47 0.00 52.74  
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 27 7.22 7.75 0.00 60.19  
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 21 4.43 5.50 0.00 46.52  
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 15.35 14.06 0.00 68.4  
当院耳鼻咽喉科では、口蓋扁桃摘出術・アデノイド切除術や内視鏡下鼻副鼻腔手術を多く行っています。
頭頸部腫瘍手術にも積極的に取り組んでいます。
放射線科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
090010xx99x2xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 12 37.67 30.85 0.00 70.33  
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり 24.03  
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 20.92  
110080xx9902xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 26.25  
010010xx99030x 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 9.60  
放射線科で最も多かった症例は、乳がんの放射線療法の症例でした。
乳がん以外にも様々ながん症例に対して放射線治療を行っております。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
皮膚科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 48 6.17 8.78 2.08 79.69  
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 25 7.88 11.97 0.00 64.12  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 21 2.81 4.28 0.00 56.71  
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり 17 4.88 6.42 0.00 54.24  
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 15 7.27 8.96 0.00 74.93  
当院の皮膚科は、皮膚の良性・悪性腫瘍の手術を要する患者さんの入院治療が中心となっております。
また、蜂窩織炎、壊死性筋膜炎、帯状疱疹などの感染症の入院治療も多いです。
泌尿器科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 85 8.45 7.44 1.18 73.01  
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 40 14.13 13.39 0.00 68.45  
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 35 13.31 11.72 0.00 71.2  
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 27 12.59 12.52 0.00 69.15  
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 23 10.48 12.43 4.35 67.65  
膀胱腫瘍の患者様は85例と明らかに増加しています。膀胱腫瘍の患者様の年齢が比較的高く、また腫瘍の大きな症例も多く、さらに山間部や島嶼部など遠方からの患者様がおられることもあって、平均在院日数が全国平均よりは長いのですが、前年度よりは短縮傾向です。
前立腺腫瘍40例や腎・尿管腫瘍27例に対してましては、ほぼ前例腹腔鏡下手術を行っていますが、それらの平均在院日数は全国平均と同様です。
膀胱腫瘍に対して抗がん剤投与を行う患者様にも遠方の方が多いため、副作用について十分に安心できるまで入院していただく必要がありますので、平均在院日数がやや長くなっています。
急性腎盂腎炎での入院は、全国平均より2日ほど短く治療できていました。
呼吸器内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 104 19.66 12.35 2.88 70.65  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 100 3.74 3.68 1.00 70.3  
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 51 22.47 19.92 15.69 72.29  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 40 16.33 21.25 37.5 82.35  
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 14 14.83 12.5 73.84  
肺癌の入院での化学療法を行う際には、2週間以上の日数を要する方法が多いため、入院期間が約3週間となっています。
肺癌の生検を行う際には2日間の入院期間が必要ですが、合併症等のため2日間では退院できない症例が多いです。
間質性肺炎の診断・加療を行う際には約3週間を要しています。
誤嚥性肺炎は肺炎の他に合併症を有していることが多く、肺炎そのものの治療と合併症の治療が必要となるため、2週間強の治療期間が必要となっています。
腎臓内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 22 12.77 12.84 13.64 66.86  
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 20 12.95 12.43 30.00 82.85  
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 10 43 22.67 10.00 64.5  
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2なし 10.01  
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし 7.58  
当院では腎炎、ネフローゼ症候群をはじめ、慢性腎臓病の包括的な療養指導を行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
麻酔科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 14 5.71 8.96 0.00 74  
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病なし 2.60  
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 3.64  
170020xxxxxx1x 精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病あり 6.65  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 21.25  
当院麻酔科の症例で最も多いのは、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛の症例で入院中に神経根ブロックを施行した症例となっております。
平均在院日数は全国平均より短くなっております。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
消化器内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 232 9.88 11.06 6.03 76.93  
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 113 8.39 9.02 0.88 74.42  
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 101 9.78 11.74 0.99 76.2  
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 52 8.00 10.41 0.00 70.98  
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 51 15.29 14.75 9.80 73.69  
当院消化器内科は、消化管・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、内視鏡検査・治療、カテーテルを用いたIVR治療などを精力的に施行しています。
本年は、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた総胆管結石治療やステント留置術、早期胃癌の内視鏡的治療、肝臓癌に対する局所治療が上位に入っていますが、この他にも消化器領域の疾患に対する多くの検査・治療を行い医療貢献しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
 初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌 137 14 14 19 11 78 1 7
大腸癌 36 44 40 25 35 171 1 7
乳癌 38 24 62 1 7
肺癌 32 10 17 36 82 237 1 7
肝癌 28 15 10 12 177 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの数を、初発のUICC病期分類別と再発に分けて集計しています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた?原発巣の大きさと進展度、?所属リンパ節の転移状況、?遠隔転移の有無の3つのカテゴリによって各がんを?期(早期)から?期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院は、地域がん拠点診療連携拠点病院として、がん診療を専門とする医師・看護師・薬剤師等の医療スタッフを配置し、手術・放射線治療、抗がん剤治療、緩和ケアなど患者さんの状況に合わせた専門的ながん医療を提供しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
 患者数平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 9.67 57.67
中等症 70 14.30 76.60
重症 27 16.22 83.78
超重症 13 29.62 84.62
不明
日本呼吸学会によると肺炎は、市中肺炎・医療介護関連肺炎、院内肺炎に分けられます。
当院に入院した市中肺炎と医療介護関連肺炎を市中肺炎の重症度判定で分類すると、軽症は約10%を占めています。本来は、外来治療が可能ですが、入院加療を行っています。これは、社会的適応よるものが多くなっています。
中等度は約57%、重症は約22%、超重症は約11%を占めています。
重症度が上がるにつれて年齢が高くなり、肺炎そのものの治療に多くの日数を要することに加えて合併症の治療も同時に行う必要が多く、このため入院期間が長期化しています。
※10症例未満の場合、ー(ハイフン)と表示しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10傷病名発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
G45$一過性脳虚血発作及び関連症候群-
G46$脳血管疾患における脳の血管(性)症候群-
I63$脳梗塞3日以内 101 23.45 74.56 44.17
その他 19 27.32 79.21 8.33
I65$脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの-
I66$脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの-
I675もやもや病-
I679脳血管疾患,詳細不明-
平成28年度の脳外科入院患者299例中、脳血管障害による入院は193例(虚血性118例、出血性67例、その他8例)でした。
そのうち、脳梗塞108例(心原性脳塞栓20例、アテローム血栓性梗塞28例、穿通枝梗塞42例/BAD27例・ラクナ梗塞15例、その他6例、不明12例)でした。
また、症状が一過性のTIA4例、RIND4例、椎骨脳底動脈循環不全2例でしたが、脳梗塞と同様、病型把握、動脈硬化に対する精査も行っています。
tPA療法あるいは急性期血栓回収療法は、適応となる症例なく実施例はございませんが、早期からリハビリに取り組み症状の改善に取り組んでおります。
しかし、年々入院される患者さんの年齢は高くなり、それに伴いリハビリを要する期間も必要となり、平均在院日数の延長、在宅復帰率の減少となり、転院率は4割を超えております。引き続き、地域連携パスを活用し、近隣の病院と連携しながら患者さんの病状に合わせた治療を地域全体で行うよう心掛けています。
平成29年4月より血管内治療専門医が常勤となりましたので、血栓回収療法を含むカテーテルによる治療をより積極的に取り入れる一方、脳梗塞の再発を防ぐべく動脈硬化に対する配慮を加えた薬物療法に、外科的治療を含めた診療をさせていただいております。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 101 1.94 3.62 0 71.93  
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 48 2.02 3.44 0 64.35  
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 43 0.21 11.93 4.65 69.53  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 43 1.91 12.09 6.98 78.19  
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 32 0 14.63 9.38 69.81  
当科の手術においては冠動脈疾患における冠動脈ステント留置術が最も多く、平成28年度は200例以上のカテーテル手術を行いました。
ペースメーカー移植術および不整脈に対するカテーテルを用いた手術(経皮的カテーテル心筋焼灼術)の実施件数も年々増加しており、
後者については心房細動という不整脈に対する治療を含めると年間約70件の治療を行いました。
また、重症の心不全患者さんに対する心臓再同期療法、重症の不整脈患者さんに対する植込み除細動器移植術、末梢動脈疾患に対する血管拡張術なども
行っております。
小児科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 147 0 6.05 1.36 0  
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 78 0 23.33 2.56 0  
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) 10 0 1.4 0 1.3  
K1742 水頭症手術(シャント手術)  
K1381 脊椎披裂手術(神経処置を伴う)  
小児科における手術は、新生児仮死蘇生術が主となっております。
非観血的な腸重積の整復は小児科で行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 158 1.41 5.27 2.53 63.08  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 89 5.27 11.69 6.74 68.63  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 76 1.68 3.74 0 68.14  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 37 0.27 3.73 0 28.97  
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 35 1 4.71 0 61.74  
当科は低侵襲手術である腹腔鏡手術を胆石症、鼠径ヘルニア、急性虫垂炎のようなありふれた良性疾患から、大腸癌、胃癌などの悪性疾患に対しても積極的に行っているため、症例数のTOP 5のうち上位4つを腹腔鏡手術が占めていました。手術の質も日本内視鏡外科学会の技術認定医が2人在籍しているため、高いと自負しています。また乳癌学会の乳腺専門医も在籍し積極的に検診などを含めた診療を行っているため手術症例も多くなっています。
整形外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 85 1.67 10.48 1.18 70.11  
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 84 3.27 17.36 72.62 72.68  
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 73 1.62 27.07 9.59 75  
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 39 1 25.08 0 25.77  
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 37 3.95 19.05 94.59 80.16  
当院整形外科は、膝疾患、脊髄疾患を中心に幅広い疾患に対応しています。
骨折観血的手術や股関節大腿近位骨折で転院率が高いのは、地域医療連携を通して近隣病院へのリハビリ転院が多いためです。
脳神経外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 19 0.05 17.26 31.58 76.32  
K145 穿頭脳室ドレナージ術  
K1781 脳血管内手術(1箇所)  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内)  
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下)  
平成28年度の手術数は66例、慢性硬膜下血腫に対する手術が19例と最も多く、次いで穿頭脳室ドレナージ術9例(小児科1例)、開頭血腫除去術は外傷3例、出血2例、脳腫瘍2例、脳動脈瘤に対する開頭クリッピング術1例、脳動静脈奇形摘出術1例でした。
一方、血管内治療は広島大学脳神経外科脳血管内グループより治療支援をいただき、コイル瘤内塞栓術6例、ステント留置術3例でした。
予定手術に比し、緊急手術が48例と多く、術前状態も芳しくない方もおられ、慢性硬膜下血腫でも手術により血腫は改善されたものの、術後リハビリを要し転院となられたり、開頭血腫除去後の方も重症の方が多く、平均在院日数が全国平均に比し長くはなっておりますが、「患者さん第一」とし、丁寧かつ確実な手術を日々心がけています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
心臓血管外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 19 1.37 4.05 10.53 75.11  
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 17 4.88 23.76 11.76 74.59  
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 15 0 1.33 0 64.07  
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)) 13 4.85 18.38 7.69 72.85  
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 13 3.62 11.85 0 79.08  
心臓血管外科では、狭心症や慢性心筋梗塞などの虚血性心疾患に対して循環器内科と連携をとり、外科的血行再建術を施行しています。
特に人工心肺を使用しない冠動脈バイパス術の施行が多く、患者さんに応じた術式の選択を行っています。
透析患者さんに対してのブラッドアクセス(内シャント血管吻合術)手術も多く行っております。
下肢静脈瘤に対しては、従来の抜去術に加えてカテーテルでの血管内焼灼術も行います。
腹部大動脈瘤に対しては、患者さんの年齢や病変に応じてステントグラフト内挿術や開腹手術による人工血管置換術を適切に選択して施行しています。
産婦人科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 111 7.93 5.72 0 33.44  
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 74 6.53 6.3 0 31.76  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 42 1.26 6.62 2.38 50.71  
K877 子宮全摘術 33 1 6.33 0 49.67  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 32 1 1.03 0 45.44  
帝王切開ならびに開腹による良性疾患の手術は、術後6日目を退院としています。
眼科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 649 0.02 1.01 0 75.48  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 70 0.06 4.94 0 67.26  
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 42 0 3.79 0 77.05  
K2683 緑内障手術(濾過手術) 22 0 7.23 0 70.91  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 16 0.06 6.81 6.25 69.81  
当院の眼科の手術は、白内障に対する手術が最も多く、1泊2日入院で手術を行っております。
また、網膜硝子体疾患や緑内障等、幅広い眼科疾患に対する手術を行っております。
耳鼻咽喉科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 92 1 6.1 0 18.62  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 49 1.02 6.12 0 55.43  
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) 17 1 5.71 0 48.47  
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) 13 1.4 1.8 0 69.77  
K347 鼻中隔矯正術  
当院耳鼻咽喉科の手術件数は口蓋扁桃摘出術が最も多く、内視鏡下鼻副鼻腔手術や顕微鏡下喉頭微細手術なども多く行っています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
皮膚科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 54 0.19 5.43 1.85 79.26  
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩,上腕,前腕,大腿,下腿,躯幹) 19 0.74 3.11 0 56.05  
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 10 0.4 1.9 0 40.20  
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満)  
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満)  
当院皮膚科の手術は、悪性腫瘍の切除が最も多く、次いで脂肪腫や粉瘤の件数が多いです。
手術創の大きさにより、日帰りもしくは数泊の入院をしていただいております。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
泌尿器科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 87 1.64 5.79 1.15 73.48  
K843-2 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 39 1 12.28 0 68.38  
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 34 1.03 10.44 0 70.79  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 15 1.07 18 6.67 73  
K7981 膀胱結石,異物摘出術(経尿道的手術) 10 0.9 3.6 0 66.8  
当院泌尿器科で行われる手術では、やはり膀胱腫瘍に対する経尿道的手術が最も多く87例で増加傾向を示しています。
基本前日入院としていますが、最近では、抗凝固剤の内服をされている患者様も多く、術前ヘパリン化のためには数日前からの入院を要するため、平均術前日数あ1.64日となっています。
続いて腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術39例、腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術34例と腹腔鏡手術が続いており、当院泌尿器科の特徴をよく表していると思われます。
腎臓内科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 22 8.68 17.77 54.55 73.73  
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術  
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術  
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む)  
当院では血液透析、腹膜透析の導入、維持を行っています。
患者さんのニーズに合わせた治療法選択に対応しています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
消化器内科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 349 0.21 1.07 0 66.93  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 189 2.44 8.75 9.52 78.38  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 125 0.58 8.35 1.6 75.84  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 109 1.06 6.39 0.92 74.61  
78 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 78 0.96 16.9 15.38 74.79  
当院消化器内科で多い手術は、大腸腫瘍や早期胃癌に対する内視鏡治療、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)を用いた胆道ステント治療や経鼻ドレナージ治療、肝臓癌に対する局所治療が上位となっており、その件数は県内トップクラスです。
消化管・肝臓・膵胆道の各領域を専門とする指導医・専門医が在籍しており、短い在院日数で安全かつ合併症の少ない治療を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一
異なる 44 0.42
180010敗血症同一
異なる 17 0.16
180035その他の真菌感染症同一
異なる
180040手術・処置等の合併症同一 94 0.89
異なる
当院は手術や処置を行う際には、合併症をおこさないように細心の注意を払い施行しています。
起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置の施行に同意をいただくよう努めています。
※10症例未満の場合、−(ハイフン)と表示しています。
更新履歴

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