緩和ケアセンターが開設されました。

2020年9月1日　JA尾道総合病院に緩和ケアセンターが開設されました。緩和ケアセンターの使命は、院内はもとより広島県二次医療圏である尾三地区の緩和ケアの向上を目指すものです。

院内の活動として、当センター専従のがん関連認定看護師3名ががん看護外来を行い、Bad　Newsを伝えられた患者さんや、そのご家族の方のフォローやメンタルケアなど幅広く支えていきます。また、緩和ケアチームの評価をチームメンバーで検証を行い、チーム活動の向上を目指します。

地域の緩和ケアの向上を目指すために、当センターが中心となり地域における問題を考える協議会を設立し、地域内の医療機関との連携を強化していき、地域の人々のQOL（Quality of Life：生活の質）の向上につなげたいと思います。

緩和ケアセンターと協議会が、2025年問題や地域包括システムの分野において他の基幹と協働することにより、これまで以上に地域に貢献できるJA尾道総合病院となるように活動したいと思っています。

緩和ケアの向上を通じて、地域住民のQOL向上を目指して活動するにあたり、地域の医療機関、行政の皆様のご協力を今後ともよろしくお願いいたします。

2020年9月1日

緩和ケアセンター長　則行敏生